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09月25日-05号
09月25日-05号

  • "会計年度任用職員"(/)
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  1. 綾町議会 2020-09-25
    09月25日-05号


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    令和 2年第5回定例会( 9月)令和2年第5回(9月)綾町議会(定例会)会議録令和2年9月25日再開       令和2年第5回綾町議会(定例会)が令和2年9月25日午前10時綾町役場議場に招集された。    出 席 議 員┌─────┬───────────────┬─────┬───────────────┐│議席番号 │氏        名     │議席番号 │氏        名     │├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤│1    |松   本   俊   二  |6    |日   髙   憲   治  |├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤|2    |青   木       實  |7    |児   玉       信  |├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤|3    |山   田   由 美 子  |8    |松   浦   光   宏  |├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤|4    |池   田   和   昭  |9    |日   高   幸   一  |├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤|5    |兒   玉   千   歳  |10   |橋   本   由   里  |└─────┴───────────────┴─────┴───────────────┘    事 務 局┌─────┬───────────────┬─────┬───────────────┐│局 長  |高   松   俊   秀  |書 記  |藤   島   裕   輔  │└─────┴───────────────┴─────┴───────────────┘    説 明 員┌─────────┬───────────┬─────────┬───────────┐│町長       | 籾 田    学  |副町長      | 増 田  俊 男  |├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│教育長      | 日 高  和 典  |総務税務課長   │ 蓮 子  浩 一  |├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│企画財政課長   │ 竹 下  琢 郎  |福祉保健課長   │ 佐 藤  光 久  |├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│農林振興課長   | 兒 玉  良 次  |産業観光課長   │ 松 下  栄一郎  |├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│町民生活課長   | 野 村    修  |建設課長     │ 中 原  修 一  |├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│教育総務課長   | 吉 鶴  慶 久  |社会教育課長   | 森 園  由美子  |├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ユネスコエコパーク|           |         │           |│推進室長     | 入 田  賢 一  |会計管理者    | 小 村  久美子  |├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│監査委員     | 福 留  清 人  |         |           |└─────────┴───────────┴─────────┴───────────┘令和2年第5回(9月)綾町議会(定例会)議事日程令和2年9月25日再開        開    議   日程第1 議案第41号 職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例   日程第2 議案第42号 綾町手数料条例の一部を改正する条例   日程第3 議案第43号 綾町指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部を              改正する条例   日程第4 議案第44号 令和2年度綾町一般会計補正予算(第5号)   日程第5 議案第45号 令和2年度綾町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)   日程第6 議案第46号 令和2年度綾町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)   日程第7 議案第47号 令和2年度綾町介護保険特別会計補正予算(第2号)   日程第8 議案第48号 令和2年度綾町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)   日程第9 議案第49号 令和2年度綾町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)   日程第10 議案第50号 令和2年度綾町浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)   日程第11 議案第51号 令和元年度綾町水道事業会計処分利益剰余金の処分について   日程第12 認定第1号 令和元年度綾町一般会計決算   日程第13 認定第2号 令和元年度綾町国民健康保険特別会計決算   日程第14 認定第3号 令和元年度綾町後期高齢者医療特別会計決算   日程第15 認定第4号 令和元年度綾町介護保険特別会計決算   日程第16 認定第5号 令和元年度綾町農業集落排水事業特別会計決算   日程第17 認定第6号 令和元年度綾町公共下水道事業特別会計決算   日程第18 認定第7号 令和元年度綾町浄化槽事業特別会計決算   日程第19 認定第8号 令和元年度綾町水道事業会計決算   日程第20 諮問第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて   日程第21 意見書案第3号 新型コロナウイルス感染症対策の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書   日程第22 令和2年陳情第1号 少人数学級の推進などの定数改善と義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2021年度政府予算に係る意見書採択の要請について   日程第23 令和2年陳情第2号 地方たばこ税を活用した分煙環境整備に関する陳情書   日程第24 令和2年陳情第3号 綾北川小田爪橋及び小田爪左岸の整備を求める陳情書   日程第25 議員派遣の件   日程第26 各常任委員会の閉会中の審査及び調査について   日程第27 議会運営委員会の閉会中の審査について   日程第28 二反野地区メガソーラー建設計画等調査特別委員会の閉会中の審査及び調査について   追加日程第1 議案第52号 財産の取得について   追加日程第2 意見書案第4号 教職員定数の改善及び義務教育費国庫負担制度拡充に係る意見書   追加日程第3 意見書案第5号 綾北川小田爪橋及び小田爪左岸の整備を求める意見書会議に付した事件・議事日程と同じである。──────────────────────────────(再開午前10時00分) ○議長(日高幸一君) おはようございます。 本日の議事日程は、委員長報告、討論、採決となっております。なお、議事進行についてはご協力をお願いいたします。 ただいまから本日の会議を開きます。 ここで、町長より、先日の青木議員の一般質問の答弁について、一部訂正があります。町長。 ◎町長(籾田学君) おはようございます。先日の青木議員からの一般質問の返答に際し、質問内容と関係のないことを私述べてしまいました。議会の進行、進め方に関しては、議長のほうに責任がありますし、今後はその指示に従ってやりたいと思いますので、以後、注意してまいりたいと思います。大変ご迷惑をおかけしました。 ○議長(日高幸一君) しばらくお待ちください。もう一点。 町長、お願いいたします。 ◎町長(籾田学君) もう一点なんですけれども、教育委員会からの指示の件に関して、私のほうから公表しますというふうにそのときはお答えしたように捉えられたかもしれませんけれども、青木議員のほうからは、地方教育行政法の中に規定してあります決まり、これの中で、町長として、それに対して、私の判断で公表できるのではないかということを県の教育委員会のほうから聞いてこられたという判断でしたけれども、地方教育行政法を調べましたところ、その地域の教育委員会のほうでこれは判断するものということで、町長に対してはそのような権限が与えられていないということが条文等を見てはっきりしましたので、私のほうから公表することはできないということをお伝えしておきます。 以上です。────────────・────・──────────── △日程第1.議案第41号 △日程第2.議案第42号 ○議長(日高幸一君) それでは、日程第1、議案第41号、職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例及び日程第2、議案第42号、綾町手数料条例の一部を改正する条例を一括議題といたします。 なお、委員長報告の後に各議案ごとに質疑、討論、採決を行います。 総務委員長の報告を求めます。松本委員長。 ◎総務委員長(松本俊二君) おはようございます。 それでは、委員長報告を行います。 議案第41号、職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例について報告いたします。 審査の経過及び結果、主な内容については、お手元の資料をご覧ください。 委員会審査で分かったこと。 1、コロナ感染軽症者の収容施設(宮崎ライオンズホテル)が追加されたことに伴い、県から職員1名の派遣要請。期間は8月24日から9月6日の間でありましたが、県内の感染状況の落ち着きにより、現時点での派遣実績はありません。 2、濃厚接触者の判断の目安は、発症2日前、手の届く範囲、これは1メートル以内ということです。マスクなしで15分以上接触した者というふうにされております。 主な意見としましては、条例改正の目的及び内容は適正であるということから、全員賛成で可決されております。 続きまして、議案第42号、綾町手数料条例の一部を改正する条例について報告いたします。 審査の経過及び結果。期日、説明者については、お手元の資料をご覧ください。 主な内容についても同様です。 委員会調査で分かったこと。 1、令和2年5月25日以降、マイナンバーの通知は通知カードから個人番号通知書を送付する方法に変更となっております。 2、通知カード廃止後もマイナンバーカードの申請は可能であります。 3、令和元年度の通知カードの再交付実績は41件となっております。 4、通知カードに記載された内容に変更がない場合は、引き続き通知カードを、マイナンバーを証明する書類として使用が可能となっております。通知カードの内容に変更がある場合は、マイナンバーカードまたはマイナンバーが記載された住民票の写しもしくは住民票記載事項説明書マイナンバーの証明が可能となっております。 5、綾町のマイナンバーカードの交付率は12.09%、枚数にして896枚、これは7月末現在の数値であります。 役場職員の交付率は18.9%、3月末時点ではありますが、今年度中に交付率100%を目指すということであります。 以上、報告を終わります。 ○議長(日高幸一君) もう一件。 ◎総務委員長(松本俊二君) 失礼しました。 主な意見としまして、1、今回の通知カードに係る変更内容については、役場窓口対応を含め、町民への説明及び周知を徹底してほしい。 2、今後の行政サービスの充実や業務効率化などのメリットを認識した上で、職員の年度内交付率100%をぜひ達成してほしい。 3、マイナンバーカードに係る知識を十分備えた上で、町民に対して正確かつ丁寧な情報提供をしてほしい。 また、マイナンバーカードの申請が集中し業務負担につながることのないよう、本事業については計画的に取り組んでほしい。 全員賛成で、可決されております。 以上、報告を終わります。 ○議長(日高幸一君) 最初に、日程第1、議案第41号、職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第41号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第41号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、議案第41号、職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第2、議案第42号、綾町手数料条例の一部を改正する条例を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第42号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。 ◎議員(松本俊二君) 議長。松本。 ○議長(日高幸一君) 松本議員。
    ◎議員(松本俊二君) それでは、議案第42号、綾町手数料条例の一部を改正する条例について、賛成の立場で討論を行います。 委員長報告のとおり、令和2年5月25日以降、マイナンバーの通知は通知カードから個人番号通知書を送付する方法に変更されたことに伴い、通知カードの再発行手続業務がなくなることから、綾町の手数料条例の該当部分を削除するものであり、賛成をするものであります。 また、菅新総理は、行政のデジタル化、すなわち役所に行かなくてもあらゆる手続きができる、そういう社会を実現するために、令和3年度中にデジタル庁の発足を目指す方針を打ち出しています。 加えて、今日の宮崎日日新聞にも載っておりましたけれども、総務省は自治体デジタル化の加速に向けて、令和3年度予算の概算要求で、令和2年度当初予算の5倍以上を計上しております。その鍵となるのがこのマイナンバーカードであります。 役場職員のマイナンバーカード取得率を年度内100%にする目標を掲げているとのことですが、ぜひとも実現をしてほしいと考えております。 加えて、マイナンバーカードに係る国の取組に加え、メリットや課題を含めた様々な情報を収集し、理解した上で、町民に対して正確かつ丁寧な情報提供をすることを求めて、賛成討論を終わります。 ○議長(日高幸一君) 引き続き、賛成討論を。 ◎議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(日高幸一君) 橋本議員。 ◎議員(橋本由里君) 議案第42号、綾町手数料条例の一部を改正する条例について、意見を述べて賛成の討論を行います。 今条例改正の通知カードの再発行に関する手数料を削除する点については同意をいたします。 しかし、委員長報告にもある役場職員にマイナンバーカードを作ることを一定強制するかのような意見には同意ができません。 そもそも多額の税金を使い通知カードを全国民に簡易書留で送ったこと自体、何の意味もありませんでした。このカードを利用した国民が何%いるでしょうか。そのカードはどこに行ってしまったのか分からない町民も多いことだろうと思っています。 今、国は国民にマイナンバーカードを持たせようと、ポイントの付与などあの手この手の作戦でコマーシャルにも力を入れています。この1か月で電通関連の会社に27億円もの巨額の税金を投入しています。それでも計画どおりにマイナンバーカードの申請率は伸びていません。国民との間の温度差を感じるものでございます。 全ての職員にマイナンバーカードを作ることを議会全員で求めているわけではないことを申し上げたくて討論いたしました。 以上で終わります。 ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第42号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、議案第42号、綾町手数料条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第3.議案第43号 ○議長(日高幸一君) 次に、日程第3、議案第43号、綾町指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例を議題といたします。 文教福祉委員長の報告を求めます。橋本委員長。 ◎文教福祉委員長(橋本由里君) 議案第43号、綾町指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例につきまして、委員会の審査の報告をいたします。 期日、説明者、主な内容につきましてはご覧いただきたいと思っております。 委員会審査で分かったことといたしまして、主任介護支援専門員とは、介護支援専門員、いわゆる一般的にケアマネージャーと言われている資格です。この資格取得者のうち5年以上の実務経験をした後に一定の研修を受けて取得する上級資格でございます。 資格取得には70時間にも上る研修が必要で、この資格の有効期限は5年です。更新するためには45時間程度の研修の受講が必要となっています。 また、居宅介護支援事業所は綾町内に4か所ございます。4か所全てに主任介護支援専門員が管理者として在籍をしております。 介護支援専門員はほかに10名いらっしゃいます。いわゆるケアマネージャーは町内にほかに10人いらっしゃいます。401人の認定者数に照らせば、人員的には厳しい状況です。育成支援は必至であるということです。 育成支援の実施といたしましては、包括支援センターなどでモデルのケアプランを作成し、サービスの均一化など、事業所によるサービスの差が出ないようにするなど、キャリアアップの手助けを実施しています。介護支援専門員主任介護支援専門員も、労力に見合った待遇にはないという状況でございます。 特定事業所加算を取得するためには、この資格を持つ職員配置が必要ということになっております。 今回の条例改正は、この主任介護専門支援員の人材確保が困難なことから、居宅介護支援事業所の管理者となる者は、確保が困難であるというなど、やむを得ない理由がある場合において介護支援専門員を管理者とするこの期限を令和3年3月31日から6年間、令和9年3月31日まで延長するものです。 主な意見といたしまして、綾町内の事業所には有資格者がおり、綾町では問題はない。 次に、介護支援専門員のスキルアップに努め、資格取得者には賃金アップなどの待遇改善を図ってほしい。 3つ目、義務づけられたことが、人手不足を理由に猶予期間が延長される現状は問題である。努力して資格をとっても待遇が改善されなければ資格取得は魅力にならない。このような意見が出され、採決の結果、全員賛成で可決をされました。 ○議長(日高幸一君) 委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第43号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。 ◎議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(日高幸一君) 橋本議員。 ◎議員(橋本由里君) 議案第43号、綾町指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例につきまして、意見を述べて賛成の討論を行います。 今改正のもとになったのは、1月24日に開かれた社会保障審議会介護給付費部会で承認された事項を法令に落とし込み、厚生労働省が6月5日に通知したものです。 要は、経過措置3年がたとうとする2021年3月までに10.1%、3,197か所のケアマネ事業所主任介護支援専門員の配置が行えず、このままでは相当数の事業所が廃業せざるを得ないことになるため、苦肉の策として猶予期間の延長を中山間地の事業所や主任ケアマネが不在となるなどした場合はやむを得ないとして、原則を免除することができることにしたものです。 制度の不合理は省みず、不都合なことは例外で乗り切ろうとするもので、現場で働いている介護職員、特に努力をして資格を取って頑張っている人たちのその努力をないがしろにしてしまうことにもなりかねないと危惧するものです。 綾町の4事業所は、全て主任ケアマネがおられ、町民のケアに頑張っておられることを正当に評価する制度改善が大事だと申し上げて、討論といたします。 ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第43号に対する文教福祉委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、議案第43号、綾町指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第4.議案第44号 ○議長(日高幸一君) 日程第4、議案第44号、令和2年度綾町一般会計補正予算(第5号)を議題といたします。 文教福祉委員長の報告を求めます。橋本委員長。 ◎文教福祉委員長(橋本由里君) 議案第44号、令和2年度綾町一般会計補正予算(第5号)のうち、文教福祉常任委員会に審査委任された部分につきまして報告を申し上げます。 期日、主な内容についてはご覧ください。 まず、教育委員会の関係で、委員会審査で分かったこと。 教育総務課。 1つ、歳入、国庫補助金136万円の内訳でございます。 学校保健特別対策事業費補助金、小学校が82万7,000円、中学校が53万3,000円となっております。 歳出のモバイルルーターの80台購入予定です。小学校が58台、中学校が22台です。 緊急時のウェブ授業実施するための対応です。Wi─Fi環境が整っていない児童生徒に貸し出すものとなっております。通信料は10台分を今回計上しております。この10台分は校外活動に使用するための通信料で、ルーター1台で10台の端末に利用することができると説明を受けました。遠隔授業の必要が生じて、各家庭に貸し出す際には通信料を支払うということで速やかに対応できることになっているそうです。 遠隔学習の機器の整備は、ウェブカメラ、マイク、スピーカーを小中学校各1台ずつ購入することになっております。 次に、町外学生等の支援金。県外に通う学生6万円、県内に通う学生3万円となっております。 町内に住所を有する保護者のうち、①住民税非課税もしくは住民税のうち均等割のみ課税されている世帯であること、②令和2年2月以降、前年同月比、新型コロナウイルス感染症の影響で収入が減少していること。減少額は1円でも少なければ対象になるということでございます。 収入の比較につきましては、ご覧ください。 そこに米印で記載しておりました今年の修学旅行の予定でございます。小学校は10月25日から26日の1泊2日で鹿児島県に、中学生は2年生が10月8日から9日、宮崎市内となっております。新型コロナウイルス感染症への配慮を行って実施することにしておりますけれども、まだ変更の可能性は残っているということでございました。 次に、小学校の部分について、ご報告いたします。 消耗品費といたしまして50枚入りのマスクを児童と教員分を購入することとなっております。また、次に消毒液、非接触型体温計、使い捨て手袋、サーキュレーターなども購入することとなっております。 委託料は、換気のための網戸を27か所につけるということになりました。 3つ目は、工事請負費186万2,000円は、トイレの手洗い自動水栓化18か所及び照明・換気扇のセンサーを12か所となっております。 中学校も消耗品は小学校と同じように購入することとしております。さらに、特別教室には網戸の設置も行われます。 工事請負費は小学校と同じように、トイレの手洗い自動水栓化14か所及び照明・換気扇のセンサー化を7か所となっております。 次に、社会教育課です。 歳入につきましては、通学合宿の中止で参加料の減額がございました。 歳出では、委託料のふれあい公園の樹木剪定作業は、旧北俣保育所横の麓地区の公園内となっております。 工事請負費の401万6,000円は、中央公民館、正しくは町公民館のほうが正しいそうです。町公民館のトイレの自動水栓化とトイレの正面のセンサー化及び旧調理室を改修しての備蓄倉庫の整備工事に充てられます。 備品購入費は、てるは図書館に非接触サーモグラフィーを設置すること。また、備蓄倉庫用の物品棚を設置することとなっております。 次に、委託料の400万円は、錦原野球場・サッカー場周辺の樹木の剪定費です。 27ページの②といたしましては、備品購入のうち一部は殺虫剤・液肥散布用動噴とタンク、また、てるはドームの可動式非接触サーモグラフィーとなっております。これは可動式なので、文化ホールでも必要があったときには持っていって使うことになっているという報告を受けました。 次に、福祉保健課です。 主な内容はご覧ください。 委員会審査で分かったことといたしまして、被災者用の台帳等作成用システム導入406万3,000円は、これまでエクセルで管理しておりましたが、コロナ関係の国の2次補正予算を使って住民基本台帳とリンクできるシステムに変更するということでございます。 また、自立総合支援事業、旧北俣保育所の改修費は、ミラクルジムと介護予防事業リアンが使用している旧北俣保育所にAEDをリースで入れること。また、サッシの取替えを4部屋、網戸を4部屋、子ども用のトイレを大人用に2か所改修し、手すりを設置するという費用でございます。 旧北俣保育所を今後継続的に介護予防事業に使用するという結論には至っていないという報告でした。 ただ、いずれにしても大人用のトイレが余りにも少なくて、今回トイレの改修をするという報告を受けております。 次に、19ページに移ります。 工事請負費は、中坪保育所の空調機器の購入です。一番大きな部屋にこれまでエアコンの設置がなかったためにつけることになりました。 児童館の扇風機の取付工事は、エアコンの要望がありましたが、コロナ関係交付金の事業対象にはならず、扇風機で対応するということです。 次に、綾幼稚園の増築整備補助金ですけれども、綾幼稚園は今2歳からの子どもさんを預かっておられますが、0歳からの保育を希望するということで、2部屋増築を計画しているようです。補助率は、国が2分の1、町が4分の1、綾幼稚園の負担が4分の1となっております。 現在、県を通じて国に申請中で、10月中には結論が出る見込みとなっております。申請がもし承認されないことになると、幼稚園だけの自前での増築は困難であること、町立保育所の0歳児保育に支障が出ていることもあり、町の補助金と幼稚園の持ち出しとでの増築もあり得るということでございます。幼稚園の定数と在園児数につきましてはご覧ください。 コロナ対策の遊具消毒機は、遊具、病児・病後児保育施設と子育て支援センターの遊具を消毒するための噴霧器、園児の歯ブラシを保管する殺菌乾燥保管庫を設置することとなっております。 健康増進事業は、コロナ対策の消耗品と備品の購入費となっております。 委員会でお聞きしたところですので報告いたします。 100円バスの申請は、現在333人、対象者は1,368人、ニモカを受け取り済みの方は332人、まだ受け取っていない方はお一人、9月23日現在となっております。9月1日から7日までの1週間では、延べ39人が利用されているそうです。 今後の申請は、綾町内ではできないために、宮交シティバスセンター、または宮崎駅バスセンターに出向かなければならないこととなっております。県内の例としては、日向市が観光協会と宮崎交通が協定を結んで、代理申請を日向市内でできるように実施しているところもあるという紹介がございました。 次に、酒泉の杜の入浴割引券は、10月1日からてるはの森の宿で使えるようになるということです。綾川荘の営業再開後は綾川荘でも利用が可能ということでございました。 次に、ユネスコエコパーク推進室について申し上げます。 委員会審査で分かったことといたしまして、雑入の2万円はこども自然クラブが発足いたしまして、入会金1人2,000円の10人分を見込んでおります。エコパーク推進室の木野田専門官を中心に立ち上げたクラブです。小学校4年生から中学校3年生までを対象としており、現在、6人が入会をしているということでございます。 明日9月26日にそのクラブの発足式を予定していると聞いております。 需用費は網や採集セットの購入と展示の経費でございます。役務費はクラブの保険料と太陽光発電関係の弁護士費用となっております。 採決に当たっての主な意見をまとめておりますので、ご報告いたします。 旧北俣保育所の活用は十分協議し、必要ならばきちんと改修をすること。中途半端な予算投入は無駄になる。 次、酒泉の杜の温泉閉鎖に伴い割引入浴券はてるはの森の宿の入浴券として使用できる。周知と使いやすい工夫を求める。 次、児童館のエアコンは今回予算がつかず、扇風機での対応となったが、既に20年がたっている。引き続き計画的対応を求める。 次、小中学校費にマスク等の消耗品の購入予算があるが、児童生徒は毎日マスクを使用しており、全てを備蓄に回すのではなく、必要なものは子どもたちに配布してほしい。 次、モバイルルーター80台が活用できるのか不安か残る。肝心なモバイルルーターの通信料をどうするのか、内容を吟味してほしい。 次に、エコパークのこども自然クラブは、まだ知らない人も多いので、子どもたちや保護者にもPRしてほしい。子どもたちの体験に期待をする。 以上の意見が寄せられまして、採決の結果、全員賛成で可決をされております。 ○議長(日高幸一君) 総務委員長の報告を求めます。松本委員長。 ◎総務委員長(松本俊二君) それでは、総務委員会としての報告を行います。 まず、議案第44号、令和2年度綾町一般会計補正予算(第5号)について報告いたします。 総務税政課。主な内容については資料をご覧ください。 委員会審査で分かったこと。 ふるさと納税に関しましては、当初、積立予算は1億1,800万円でありましたが、実績は1,640万円増の1億3,440万円となりました。 平成30年度の寄附額は3億5,600万円で、積立額は1億960万円。令和元年度の寄附額は3億1,600万円と、前年比で減ってはいるものの、積立額は1億3,440万円と増えている。令和元年度の積立額の増加は、関連費用の厳格化、これは返礼品原価30%以下、総費用50%以下とのルールが決まったことで、それが要因と考えられます。 令和2年8月末の寄附額は、前年比で約3,000万円増となっています。コロナによる巣籠もり需要や返礼品の充実、担当者の頑張りなどが要因と考えられる。 人気返礼品は、果樹、肉、野菜の順になっています。焼酎が残念ながらベスト3に入っておりませんが、霧島酒造と比べてお得感で劣っていることが原因ではないかと考えている。新しい返礼品の開発については、野菜加工館とも話をしていく予定とのことです。 次、2、職員の採用については、昨年度に若手の退職者が出たことで、現在の職員数は条例定数95名に対して90名となっていることに加えて、産休や入院等により職員のさらなる業務負荷が懸念されるため、その状況を解消することが目的である。10月採用には50名以上の応募があったとのことですが、町内からの応募は僅かで、ほとんどが町外であったということです。 3、昨年、町内各地域の状況を把握してもらう目的で、各公民館の担当職員を決めたが、ことし4月以降は活動していないとのことでした。 主な意見としましては、1、酒泉の杜からの入湯税がなくなったことはトップ間のコミュニケーションや事前の情報収集が不足していたことが原因の一つと考えられる。つながりや信頼を失うのは一瞬だが、構築するには多大な時間と労力が必要になることを肝に銘じるべき。 また、町内はもちろんだが、町外の綾町と関係のある企業や人とのつながりをもっと大切にすべき。全てを失ってしまうようで極めて心配だ。 2、様々なことが起こってから対処するケースが多々見られる。事前の情報収集に加えて想像力を働かせて動くべき。 3、ふるさと納税が好調な要因の一つは、担当者の積極的かつ迅速な対応だとのことだが、そういう職員はしっかり評価して、さらなる成長につなげるべき。また、職員の育成の観点から、良い事例は他の職員への良い刺激にもなるので、積極的に職員間の共有を図るべき。 4、ふるさと納税については、返礼品、価格、プロモーションなどを絡めて、戦略的に取り組んでいく必要がある。寄附額増だけではなくて、綾町の魅力発信による移住者増にもつながる。 5、職員の採用については、町民を優先すべき。特に、災害などの緊急時には町民の安心にもつながる。また、町民が収入を得る機会にもつながる。 6、町外出身者で経験の短い職員については、もっと綾町のことを知ってもらうための指導、教育を強化すべき。綾町のことを知ることで行政サービスのレベル向上にもつながる。 7、各公民館への担当職員の配置は、公民館との調整が十分なされた上での施策だったとは言い難い。何をするにしても現場の状況をしっかり把握し、現場の声をしっかり聞いた上で実施すべき。 8、機構改革を計画しているとのことだが、縦割り行政の弊害が出ないよう、部署間の情報共有やコミュニケーションを十分に図ってほしい。また、特に若手、中堅の職員の部署間の異動については、町民対応の充実及び職員育成の観点からも、計画的に実施すべき。 組織の形を変えるだけでなく、中味を充実させるべき。 加えて、従来の形にとらわれず、柔軟かつ大胆な発想で取り組んでほしい。町長が宣言した令和2年度の上半期は終わろうとしているとの意見が出されました。 続きまして、企画財政課。主な内容については、資料をご覧ください。 委員会審査で分かったこと。スーパーワンコインパス事業は、コロナ対策の一環として宮崎市、国富町、綾町が共同で行うもの。現行のワンコインパス500円を100円で販売。販売開始は10月1日から、使用期限は令和3年12月末まで。販売枚数は10万4,150枚。 綾町内では、セブンイレブン、ふれあい館、観光案内所、酒泉の杜で購入できる。負担金は宮崎市が3,000万円、国富町が120万円、綾町が48万円の予定となっております。財源は、コロナ臨時交付金ということです。 主な意見としましては、このスーパーワンコインパスは、綾町民にとって大きなメリットがある。販売枚数に上限があるので、町民への周知は迅速に実施してほしい。一方で、公共交通機関を利用するため3密が心配ではあるが、コロナ対策には十分配慮した上で実施してほしい。 続きまして、町民生活課。 委員会審査で分かったこと。 ポリ容器清掃用のEMぼかしは、ピュアライフ綾が製造している。購入費50万4,000円は、キロ当たり350円、月の使用量120キロ掛ける12か月分で算出しております。今回の計上につきましては、当初予算への計上漏れとのことでした。 主な意見としまして、墓地の水道を利用した後の蛇口の閉め忘れが目立つ。注意板等を設置してほしいと意見が出ました。 続きまして、農林振興課。 委員会審査で分かったこと。 1、県産農畜水産物応援消費事業では、学校給食への食材提供を実施。食材の品目別金額は、県産牛142万1,000円、地鶏が48万7,000円、ウナギが95万1,000円、アユが9万5,000円、マダイ25万3,000円、ブリが24万2,000円、一部が綾町産のものであります。 2、コロナ対策再生産支援事業における畜産部門の支援内容については、3月から6月までの価格低下に伴い繁殖農家、283頭に対して1,367万5,000円、肥育農家、63頭に対して504万円の支援を実施。また、肉用牛購入者への輸送費として60万円、4,000頭、これは宮崎、それから国富との合同事業であります。町の負担は3分の1となっております。 養鶏農家に対しては、11万7,000円、818羽、補助率は2分の1の支援を実施しております。 3、町内の水産業への支援は、養殖魚の滞留による餌代への助成であります。町内対象は1法人、対象期間は5月から9月の間です。 4、野菜農家への支援については、野菜価格が上昇したことに加え、国から10アール当たり5万5,000円の一律補助がなされている。 5、JA直売所閉鎖、売却ですけれども、これに係る補助金返還については、27年の補助金耐用年数に至っておらず、JAは残存期間分の補助金、内訳は国費分が311万9,000円、町費分が31万1,000円を返還しなければならなくなった。 JAの所有期間は約25年2か月、平成6年5月から令和元年7月1日までとなっております。 6、焼酎メーカー、綾町の場合は雲海酒造、それから霧島酒造への焼酎原料甘薯の今後の需要状況については、現時点では未定となっているとのことでした。 7、猟友会の会員数は現在40名。そのうち、町民会員は25名となっているとのことでした。 主な意見としましては、1、JA直売所に係る補助金返還については、JAと役場双方のコミュニケーション不足が表面化したといえる。関係先と良好な関係を築くことの重要性を改めて認識すべき。また、焼酎原料用カンショの作付についても、各焼酎メーカーとのコミュニケーションを十分にとり、事前に情報を収集し、対策を講じてほしい。 2、コロナ禍における飲食店等の自粛や消費者の嗜好の変化により、焼酎の需要は今後も懸念される状況であるが、特に雲海酒造には6次化商品を含む新商品開発等での協力を積極的に働きかけてほしい。 3、例年に比べて、今年は特に稲の害虫による被害が発生している。JAとも連携した上で、農家への注意喚起等の情報発信を早期に実施すべき。 続きまして、産業観光課であります。 委員会審査で分かったこと。 使用料及び利用料の減額は、コロナの影響により下記施設の入容者が大幅に減少したことが要因であります。大吊橋の入場者につきましては、当初8万5,000人を見込んでおりましたけれども6万3,000人減の2万2,000人となっております。令和2年度利用料の見込みはマイナスの2,216万2,000円、74.5%減となっております。クラフトの城入場者につきましても、当初1万7,000人の見込みでありましたけれども4,000人に減る見込みであります。減少人数は1万3,000人、令和2年の利用料見込みについても384万8,000円減、75.5%の減少となる見込みであります。 2、ネイチャーアクティビティ創出事業、いわゆる綾北トレッキングコース整備事業については、6月議会の附帯決議に基づき、県と協議をしたが、既存施設に係る整備等は補助金の目的に合致しないとの回答があったため取り下げた。 3、コロナ対策プレミアム商品券発行事業、これは飲食店以外の店舗で利用可能となっているプレミアム率30%の商品券でありますけれども、これについては当該事業は第2弾となるものの、現在第1弾を追加募集中でありました。 4、式部屋敷のかやぶき屋根修繕については、素材や実施方法などを含め、様々な観点から検討をしている。また屋根の修繕や浴槽改修等の設備投資に係る諸費用の財源確保についても、コロナ関連の交付金が使えないか検討しているところだとのことでした。 主な意見としましては、1、現在募集のコロナ対策プレミアム商品券発行事業、先ほど説明しました飲食店以外の店舗で利用可となるプレミアム30%の商品券でありますけれども、第1弾が売れ残っている状況下で第2弾を計画しているが、町民に商品券等について満腹感が出ているのかもしれないので、現状の調査及び分析をしっかり行った上で、効果的な支援策及び資金配分を実施すべき。まずは、プレミアム商品券の完売に向けて工夫してほしい。 綾川荘については、かやぶき屋根の修繕や浴槽改修をはじめ、つぎはぎの修繕や改修では、結果的に無駄な資金をつぎ込むことになりかねない。修繕や改修、改築等については、戦略的かつ総合的に実施する必要がある。プロサッカーチームを含めた各種クライアントの判断にも影響を及ぼすということを十分認識すべき。また、指定管理業者の公募を実施するにしても、綾川荘をはじめとする宿泊3施設に対する綾町としての考え方、すなわち方針を明確に示す必要があり、単純に運営を任せるという話ではない。 2、宿泊2施設を12月にいきなり再開しても、利用客の確保は難しい。準備期間を考慮し、休業期間の短縮を含めた見直しをすべき。 3、町長をはじめ、担当者は、もっと現場に足を運ぶべきであり、目先の数字だけでなく、現場の状況を肌で感じてほしい。また、外国人観光客の誘致の話もあるが、そのようなよい流れに水を差し、従業員のモチベーション低下を招くことは避けるべきである。 4、綾川荘の再生が活性化協会の再生にもつながる可能性があると考えるので、しっかりと対応してほしい。 5、大吊橋周辺では、携帯電話が通じない。綾町の重要な観光地でもあり、緊急時対応の観点からも、通信環境を整備すべきとの意見が出されました。 最後に建設課であります。 委員会審査で分かったこと。 1、企業局の新設補助金は、地域振興事業であれば活用が可能であるとのことでした。これは、主な内容のところに記載がありますが、花壇プロジェクト事業への財源として今回100万円増の助成金を上げております。 2、今回の補正対象は、6月及び7月の大雨の被害分が多い。9月の台風10号による大きな被害は幸いにも確認されていない。 3、各地区にあるグレーチング、編み目の溝蓋が設置された小さいサイズの溝は、土地改良区が管理しているが、溝の清掃、いわゆる溝さらいについては、基本的に各地区での清掃をお願いしている。大きいサイズの溝の清掃については、業者に委託しているとのことでした。 主な意見といたしましては、防災、減災の観点から、溝の清掃、溝さらいについては町民、役場、土地改良区、それぞれが他人任せにならないよう、公民館とも連携をとった上で、定期的な実施を推進してほしいとの意見が出され、全員賛成で可決されております。 以上、報告を終わります。 ○議長(日高幸一君) 委員長報告に対する質疑を許します。 ◆議員(橋本由里君) 議長、橋本。 ○議長(日高幸一君) 橋本議員。 ◆議員(橋本由里君) 1点だけですが、27ページです。委員会審査で分かったことの中に、ポリ容器、残飯を入れるポリ容器のことだと思うんですけれども、EMボカシについて書いてあります。綾町では、残飯を入れるバケツがかなり大きいので、簡単に持ち運んで洗うということができないために、多分このEMボカシを振りかけているんだと思うんですが、私のところは利用していないんですけども、結構な悪臭があるというふうに町民から意見、声が届きます。このEMボカシの効果について、何か委員会で説明がありましたら教えていただきたいと思います。 ○議長(日高幸一君) 松本委員長。 ◎総務委員長(松本俊二君) 効果につきましての説明というのは受けておりません。ただ、回収方法等については、現在いろいろ検討しているというふうにお聞きしました。 以上です。 ◆議員(橋本由里君) 議長、橋本。 ○議長(日高幸一君) 橋本議員。 ◆議員(橋本由里君) これは、質問にはならないかもしれませんが、私の知識では、EM菌というのはそんなに効果があるというふうには感じておりません。いろんな書物も読んだことあるんですけれども、綾のてるは図書館にもあるんですが、いわゆる酵母としての効果はいろんな酵母が土着菌なんかもありますのであると思うんですけれども、私は余りこのEMボカシをこの大きなポリバケツの悪臭を予防したり、何かの効果を期待するのは正しくないと思っておりますので、また委員会でそういう話が出たときにはぜひ御検討いただけたらと思っております。 ○議長(日高幸一君) ほかに質疑はありませんか。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第44号の原案の反対の討論を許します。 賛成の討論も許します。 ◎議員(青木實君) 議長、青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◎議員(青木實君) 賛成の立場から討論をさせていただきたいと思います。 基本的には賛成でありますが、しかしながら、私の要望として何点か申し上げますので、受け止めていただけたらありがたいと思っております。 まず1つ目、産業活性化協会については、現場の話をよく聞いて対応することを強く求めます。これらは、綾の宝、シンボル、魂であります。綾川荘を3か月間休業することは、現場の努力を踏みにじることであり、万死に値します。机上の論理だけでは再生は望めません。綾川荘の私物化につながるのではないかと危惧しております。従業員に対する休業補償の当初の判断は、町民真ん中、綾町大家族主義と町長が言われていましたが、そこに大いに反すると思います。民間業者に管理運営を任せるという公募をするそうですけども、議会や現場にその内容を事前にその内容をお知らせいただければありがたいと思っております。 もう1点、町の機構改革を考えているようですが、その組織の形、人員、職員及び会計年度任用職員の配置、役割を、従来の形にとらわれずに柔軟に考えていただければと思っております。町長が言った、令和2年上半期が終わろうとしております。 以上です。 ○議長(日高幸一君) 賛成討論。 ◎議員(橋本由里君) 議長、橋本。 ○議長(日高幸一君) 橋本議員。 ◎議員(橋本由里君) 議案第44号、令和2年度綾町一般会計補正予算(第5号)につきまして、意見を述べて賛成の討論を行います。 意見を述べたいのは、スーパーワンコインパスの事業導入です。10月1日から券の購入、利用が開始されるという、実にあわただしく始まる事業です。綾町の本日議決前に宮崎交通のホームページには、既に公表されています。確かに9月25日議決、10月1日発売、利用開始では、町民に十分知らせることができるのかとあせることは理解できますが、それであるならば議会初日にこの分だけを採決することもできたはずです。 また、宮崎市では、既に7月に採決されており、その後綾町でも臨時議会がありましたから、そこに提案すれば、十分広報の時間があったはずです。 先日の議会運営委員会で、明日報道機関に知らせたいので了承してほしいと言われました。私は、原理原則は守りたいという立場で、ずい分抵抗いたしました。しかし、綾町民に不利になるという意見も出され、やむなく、綾町からのこの事業への助成は9月25日の議決案件となっているという文言を入れることで折り合いました。しかし、宮崎交通のホームページには、この文言は反映されておりません。 宮崎市や国富町などとの広域で取組事業であるとはいえ、このように議会を形骸化するような事業の導入のやり方は、厳に慎むべきです。このことが、前例にならないことを求めます。 次に、児童館のエアコンについて要望いたします。 コロナ関係の予算で20年を経過した児童館のエアコンの入れ替えを期待しておりました。先日、児童館の運営委員会が開かれ、そこで要望が出され、可能性があるというふうに理解をしておりました。古いとはいえ、エアコンが既に設置されている施設への新たな入れ替えは、この事業に該当しないとの返事でした。しかし、いずれにしても、20年を経過しています。来年も今年のような猛暑に見舞われ、使用不能になれば、子どもの安全は保障されません。ぜひ、新年度予算で対応されるように求めます。 もう1点は、お出かけバスカについてです。申し込み締め切りから1か月近く経過いたしました。この間新たに75歳になった人は、綾町内での申請ができません。利用する人は、車の運転ができない人が主だと思っております。市内まで行って申請しなければ、その間利用ができないのです。不公平ではないですか。不利益を被らないように、急いで対策を立てられるよう求めます。7月に開始予定でしたから、こうしたことが詰めて話し合いされていないということに非常に私は怒りを覚えます。 次に、プレミアム付商品券について意見を述べます。今回はプレミアム率30%で販売ですが、売れ残って、今2次の募集中です。結局は収入の少ない人には手が出ないということを物語っていると思います。町民の方から、ふれあい館に行くたびに「商品券ですか」と入口で声がかけられる、そのたびに「いいえ」と答えている、そんなにお金があるなら苦労はしないという訳です。昨年の住民税非課税世帯と3歳未満の幼児がいる世帯向けのプレミアム付商品券も販売期間を延期をしても、約半分の利用でした。コロナ禍で気持ちも沈みがちな上に、結局お金がある人を優遇する政策ですよね、との町民の声に、うなずくしかありませんでした。 こうした町民もおられることを紹介し、今回のこの一般会計の補正予算には同意をすることを申し上げて、討論を終わります。 ○議長(日高幸一君) 引き続き、賛成討論。 ◎議員(兒玉千歳君) 議長、兒玉。 ○議長(日高幸一君) 兒玉千歳議員。 ◎議員(兒玉千歳君) それでは、議案第44号、令和2年度綾町一般会計補正予算(第5号)について、賛成の立場で申し上げます。 新型コロナウイルス感染症予防対策として、多くの事業に配布されている事業であります。小学校、中学校及び役場庁舎を含む多くの公共施設に手洗い自動水栓化やトイレにセンサー式照明及び換気装置を表面化されております。 また、ワンコインパス事業には、期間限定でなく費用効果を図り、参加自治体と協議しながら、続行にとるべきと思います。 また、災害備蓄品の貸与に当たっては、災害予想時に配布し、緊急時でも100%対応できる体制で管理していただきたい。 残念なのは、JA綾町が管理運営していた宮崎市中村町の土地の売却である。団地等も多く、移動販売車を数台準備して、稼働して、ふるさと納税返戻品と並ぶ有機農業製品の拡販に利用できたのではないかと思われる。 また、原料用カンショ作付中止による事態も、県出身大臣に相談すべきではなかったか。また、綾川荘の男女浴槽も故障続きであるということであるので、根本的に見直す対策が必要と思われる。 総務委員会とは別でございますが、プレミアム付商品券事業も売れ残りのないよう、町民に活用できるよう、しっかりと取り組んでほしい。 また、北俣保育所の活用も、高齢者が利用するので、バリアフリー化や耐用年数も経過している施設なので、慎重に対応していただきたい。 最後に、綾町出身大学生の支援事業は、学生が県外、県内、町内在住であろうとも、親は町内に在住している、町内より通学する学生だけが親の所得によって受けられないというのは、納得しがたい。学生1人では教育は受けられない、キャンパスに行けば全て同じであり、町内に在住している子どもほど、県内、町内に定住する確率が高くなる。最後の目的はそれである。教育委員会の独自性も新たな意味での改革であったと思うが、子ども、学生が安心して学べるよう、しっかりと取り組んでいただきたいと思っております。よって、賛成といたします。 ○議長(日高幸一君) 賛成討論。 ◎議員(松本俊二君) 議長、松本。 ○議長(日高幸一君) 賛松本委員。 ◎議員(松本俊二君) それでは、議案第44号、令和2年度綾町一般会計補正予算(第5号)、賛成の立場で討論を行います。 総額3億3,900万円余りの増額補正は、主にコロナ感染症に関わるものであり、賛成いたします。 一昨日、23日の宮崎日日新聞に、県内26市町村中、綾町だけがコロナ臨時交付金に残額があり、他の25市町村は予定を含めて残額ゼロという記事がありました。残高については、コロナとインフルエンザの同時流行などに活用していくとのコメントも記載されておりました。 今後を見据えて計画的に使っているといえば聞こえはいいのですが、反面、目前で起こっている緊急事態に、迅速かつ適切に対応できていないのでは、またもっと町民への支援や今後を見据えた対策ができたのではないかという見方もできます。前者であると思いたいですが、他市町村の状況からすると、そう単純に思えないのが現実です。 残額が残っているからという理由で、国の財政追加支援策において、十分な交付金が得られないというようなことが起こらないようにしなければいけません。 いずれにせよ、これまでのコロナ感染症に関わる支援や対応について、改めて精査、分析、検証した上で、早急に今後の計画を立て、実施してほしい。 併せて情報収集及び町民に向けた情報発信の質、量の充実を図ることで、町民の安心につなげてほしい。 また、活性化協会については、戦略的かつ総合的なプランを至急策定し、ウイズコロナ、そしてアフターコロナに備えるとともに、綾町観光のシンボルとして復活するための対策を講じるべきである。 最後に、一人よがりの考え方や行動を慎み、口先だけの町民が真ん中の町政ではなく、もっと町民や議会の意見に耳を傾ける謙虚な姿勢で町政に臨むことに加えて、綾町においても縦割り行政からの脱却に向けた真摯な取組を実行することを強く求めて賛成討論といたします。 ○議長(日高幸一君) 議案第44号に対する各委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、議案第44号、令和2年度綾町一般会計補正予算(第5号)は、委員長報告のとおり可決されました。 ここで、暫時休憩いたします。(休憩午前11時09分)………………………………………………………………………………(再開午前11時20分) ○議長(日高幸一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。────────────・────・──────────── △日程第5.議案第45号 △日程第6.議案第46号 △日程第7.議案第47号 ○議長(日高幸一君) 日程第5、議案第45号、令和2年度綾町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)から日程第7、議案第47号、令和2年度綾町介護保険特別会計補正予算(第2号)までを一括議題といたします。 なお、委員長報告の後に各議案ごとに質疑、討論、採決を行います。 文教福祉委員長の報告を求めます。橋本委員長。 ◎文教福祉委員長(橋本由里君) 議案第45号、令和2年度綾町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)についてご報告申し上げます。 期日、説明者、主な内容はご覧いただきたいと思います。 委員会審査で分かったことといたしまして、一般被保険者国民健康保険税の210万円の減額は、コロナウイルス感染症の影響による保険税の減免申請が見込まれることによる歳入減でございます。 その他の国庫補助金、県補助金は、コロナウイルス感染症で保険税が歳入減になったものに対する補填に関連した増額でございます。 歳出を報告いたします。 一般管理費の時間外手当75万4,000円は、育休職員の補充がなく、部署を掛け持ちのために時間外勤務が増えております。 次に、特定健診の診査等事業費の役務費、通信運搬費の5万6,000円は、昨年度までは受診者に直接結果の説明をしておりましたが、コロナ感染症予防のために異状のない方には結果を郵送しているための費用です。 現在の基金残高は、今回の補正予算の後に1,000万円の積み立てを含めまして、6,915万2,000、おかしいですね。すみません、ちょっと桁が違うようですが、多分6,900万円強になるはずです。後でまた訂正をさせていただきます。 国保税の減免は10件、現在申請中の相談が5件あるということです。 職員の過重労働の理由でもある産休、育休は、事前に分かることなのですけれども、3月以降の職員の退職もあってまだ補充をされていないという状況です。 採決に当たっての主な意見といたしまして、職員のケアと職員補充を急ぎ実施すること。職員の過重負担解消のため、課をまたぐ支援が必要ではないか。仕事上のミスの防止にもなるので、ぜひ検討してほしいという意見が出されました。 次に、町民の生活は厳しくなっています。国保税の減免はさらに増えることが想定されるので、しっかり対応してほしい。 基金の繰入れがあり、いいことだということで、採決の結果、全員賛成で可決となっております。 続きまして、議案第46号、令和2年度綾町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第2号)についてご報告いたします。 期日、説明者、主な内容はご覧ください。 委員会の審査で分かったこと。 職員の時間外勤務が多く、健康に不安がある。出納閉鎖、決算などもあり、負担が今回大きくなっているということでございます。 主な意見といたしまして、時間外勤務が増えていることを懸念する。早急な対応を求める。 自治体は、75歳以上の高齢者から保険料を徴収し、広域連合に納付することと、新たに75歳になった町民への保険証交付などの担当をしている。広域連合との情報交換や意見交換の場はない。全ての自治体から広域連合議会に議員を送れる制度でもないなど、問題が多い。検討してほしい。 補正額は僅かなので賛成である。 以上の意見が出され、採決の結果、可決をされております。 続けて、報告いたします。 議案第47号、令和2年度綾町介護保険特別会計補正予算(第2号)。 期日、説明者、主な内容はご覧ください。 委員会審査で分かったこと。 償還金が1,705万6,000円と大きいのは、令和元年度のサービスの執行率が95.2%であり、大本の予算が1億4,000万円ほどのために額が大きく出てくるということでございます。 主な意見といたしまして、執行率が95%台であり、問題はないという意見が出され、採決の結果、全員賛成で可決をされました。 先ほどの基金のところは後から報告、訂正をさせてください。 ○議長(日高幸一君) 橋本委員長。 ◎文教福祉委員長(橋本由里君) 大変失礼いたしました。 国民健康保険の補正予算のところの基金の残高ですが、6,915万2,000円ということでございます。訂正をよろしくお願いいたします。ありがとうございました。 ○議長(日高幸一君) 6,915万2,000円。はい。 最初に、日程第5、議案第45号、令和2年度綾町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第45号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第45号に対する文教福祉委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、議案第45号、令和2年度綾町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第6、議案第46号、令和2年度綾町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第46号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第46号に対する文教福祉委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、議案第46号、令和2年度綾町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第2号)は、委員長報告のとおり可決されました。 日程第7、議案第47号、令和2年度綾町介護保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第47号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第47号に対する文教福祉委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、議案第47号、令和2年度綾町介護保険特別会計補正予算(第2号)は、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第8.議案第48号 △日程第9.議案第49号 △日程第10.議案第50号 △日程第11.議案第51号 ○議長(日高幸一君) 日程第8、議案第48号、令和2年度綾町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)から日程第11、議案第51号、令和元年度綾町水道事業会計処分利益剰余金の処分についてまでを一括議題といたします。 なお、委員長報告の後に各議案ごとに質疑、討論、採決を行います。 総務委員長の報告を求めます。松本委員長。 ◎総務委員長(松本俊二君) それでは、議案第48号、令和2年度綾町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について報告いたします。 審査の経過及び結果については、ご覧ください。 当該補正予算につきましては、補正額は145万2,000円増となっております。令和元年度の実質収支が195万2,000円となったことに伴うもので、補正前は50万円でありました。 委員会審査で分かったこと並びに主な意見については、特にありませんでした。 採決の結果、全員賛成で可決されております。 続きまして、議案第49号、令和2年度綾町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)について報告いたします。 この補正額1,150万円増につきましては、浄化センター脱水機導入に伴う起債限度額の変更1,170万円増、そのほかによります。 委員会審査で分かったこと。 起債追加分1,170万円については、元利償還金の49%が交付税措置となり、国が573万3,000円、町が596万7,000円の負担となるということでした。 主な意見は特にありませんでした。 全員賛成で可決されております。 続きまして、議案第50号、令和2年度綾町浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)について報告いたします。 補正額は77万1,000円増となっております。 歳入歳出差し引き額が97万1,000円となったことに伴い、繰越金及び予備費として計上されたものであります。 委員会審査で分かったことは、特にございませんでした。 主な意見としまして、1、県内3自治体、これは宮崎市、日南市、綾町の3自治体でしか行っていない町設置型浄化槽の継続の可否については、これまでも何度も意見が出ているが、財政や河川環境など様々な観点から、いま一度真剣に議論すべき時期に来ている。 2、浄化槽の設置については、これも何度も提案しているが、町の財政負担を軽減するためにも設置時に1回限り補助金を支給する制度に変えるべきであるとの意見が出され、全員賛成で可決されております。 次に、議案第51号、令和元年度綾町水道事業会計処分利益剰余金の処分について報告いたします。 主な内容としましては、令和元年度綾町水道事業会計処分利益剰余金の一部310万円を減債基金に積み立てるものであります。 委員会審査で分かったこと。 1、令和元年度の減債基金残高は2,007万円となっております。 2、令和2年度は減債基金積立金を50万円、減債基金残高は2,057万円を見込んでおります。 主な意見は特にございませんでした。 全員賛成で可決されております。 以上、報告を終わります。 ○議長(日高幸一君) 最初に、日程第8、議案第48号、令和2年度綾町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第48号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第48号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、議案第48号、令和2年度綾町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第9、議案第49号、令和2年度綾町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第49号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第49号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、議案第49号、令和2年度綾町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第10、議案第50号、令和2年度綾町浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第50号の原案に反対の討論を許します。 ◎議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◎議員(青木實君) 浄化槽の設置についてですけれども、これも私が何回も提案しておりますが、町負担を少なくするためにも浄化槽の設置は1回限りの補助金制度に変えるべきであります。県内3自治体しか行っておりません。 委員会では、私賛成しましたけれども、以前の私の立場との整合性を持たせるためにも、今回、反対の立場で意見を言わせていただきます。 ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。 ◎議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(日高幸一君) 橋本議員。 ◎議員(橋本由里君) 議案第50号、令和2年度綾町浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)につきまして賛成の討論を行います。 討論原稿は用意しておりませんでしたが、討論をさせていただきます。 この制度は、公共下水道事業との兼ね合いで、公共下水道が取り組まれない地域に対してその平等性、公平性を保つために浄化槽事業を要望してつくっていただきました。県内で3自治体しかやっていないということで、取りやめるべきだという意見が6月議会でも出されたと思っております。 私も、合併浄化槽事業の地域に住んでおりますが、その町の中心から外れた地域の方々が公共下水道事業に加入したいと申し込んでも、それは加入することができません。公共下水道事業が1世帯当たりどのぐらいの費用がかかっているかということを過去に遡って試算していただければ、おのずと町民の生活雑排水の処理には必要な制度だと分かっていただけるのではないかと思っております。 以上、申し上げて討論といたします。 ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第50号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 8名) ○議長(日高幸一君) 起立多数。よって、議案第50号、令和2年度綾町浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第11、議案第51号、令和元年度綾町水道事業会計処分利益剰余金の処分についてを議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第51号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第51号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名)
    ○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、議案第51号、令和元年度綾町水道事業会計処分利益剰余金の処分については、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第12.認定第1号 ○議長(日高幸一君) 日程第12、認定第1号、令和元年度綾町一般会計決算を議題といたします。 最初に、文教福祉委員長の報告を求めます。橋本委員長。 ◎文教福祉委員長(橋本由里君) 認定第1号、令和元年度綾町一般会計決算のうち、私ども文教福祉常任委員会に審議委任された部分につきましてご報告を申し上げます。 期日、説明者、主な内容につきましてはご覧をいただきたいと思っております。 先に、教育総務課の関係から委員会審査で分かったことをご報告してまいります。 1つ、就学援助の人数は小中学校ともに援助項目によって人数が異なります。決算説明書に記載してある就学援助の人数が対象者数となっております。 決算説明書に表が出ておりまして、修学旅行とか校外活動とか分けてありますけれども、その項目はその項目に該当する児童生徒の数となっております。 次に、薬剤師手当は、学校保健安全法第23条、学校には学校医を置くものとされており、なお、大学以外の学校には学校歯科医及び学校薬剤師を置くものとされておりますが、薬剤師が校内に常時いるのではなく、校内にある薬品の管理や学校の環境衛生に関する助言、指導をすることに対する費用となっております。 外国語指導助手ALTは、宮崎市の株式会社アウルズから派遣をされておりまして、給与、交通費、福利厚生費を含む分を綾町がもっております。 学校給食委託業務ですけれども、委託時の条件だった希望する職員の資格取得研修は実施をされているという報告がございました。米印に書いておりますが、調理師免許資格は実務経験が2年以上あると受験をすることができます。今後、3人が受験する予定との報告でした。このうち2人は今年度受験をすることになっております。 次に、社会教育課についてご報告申し上げます。 委員会審査で分かったことといたしまして、てるはドームのソーラーパネルのリース料は479万1,000円で、売電収入は約153万4,000円となっております。売電する以外にてるは図書館でここでつくられた電気を使っております。 自治公民館整備補助金は、新築の場合は65%以内、特別地区、要するに僻地の地域についてなりますけれども、そこでは80%以内、建物の改修事業、公民館周辺環境整備事業は50%以内、特別地区は80%以内、備品整備事業は40%以内、特別地区は70%以内の補助率です。残りは、自治公民館が負担することとなっております。 なお、綾町の自治公民館22地区のうち障がい者トイレ、ダウンライト、AEDなどはほぼ未設置でありました。ダウンライトというのは足元を照らす明かりだそうです。 次に、若人協議会やまびこは、商工会青年部、綾町青年団、SAP会議で構成をされております。 次に、図書燻蒸業務は、図書館を閉め切り燻煙をする作業で、5年に1回、業者に委託して実施をしております。 次、コロナ関係で中止になった行事は、春いっぱいコンサート、高校生の集い、民主団体の総会などがございます。 みんなで育てるみやざきっ子推進事業は、対象が放課後こども教室推進事業で、主に夏休みに実施をしております。 中学校の部活動の外部指導員は5人おられまして、全て町民の方がその役割を担っているということでございます。 次に、福祉保健課について申し上げます。 プレミアム付商品券発行事業は、住民税非課税世帯と3歳未満の子どものいる世帯を対象とした事業でした。848万1,000円の決算で、不用額が728万円となっております。国からの啓蒙要請もあり、3月末まで延長しましたが、まとまったお金が必要な商品券の購入は厳しかったということでございます。 高年者クラブは、平成30年度は13クラブございましたが、現在では9クラブとなっております。自治公民館の数でいきますと約41%ということになっております。 老人保護施設の措置は、9人ありました。判定委員会は2か月に1度、綾町、国富町、三股町、高原町の合同で実施をされているということでした。なぜ離れた三股町、高原町が入るのかという点につきましては、事務の効率化のためというふうな説明でございました。 なお、老人保護施設というのは、特別養護老人ホームではなく、養護老人ホームということでございます。 次に、ユネスコエコパーク推進室について申し上げます。 町づくり協議会推進事業3つのワーキンググループの活動のうち、里山体験おもてなしグループでは、割付からイオンの森までの遊歩道づくりを計画しておりましたが、砂防ダムの建設の話が今出ておりまして、一時中断となっております。 次に、イオンの森整備・保全事業は、イオンとの連携協定は令和元年度で終了いたしました。しかし、今後においても町単独事業として植樹・保全活動を継続していくこととなっております。 なお、本年度予定しておりました植樹活動は、コロナの影響により中止となっております。 私の委員会では、採決に当たって意見は各課の分を全部まとめて記載してございます。ここには分けておりますが、上から読み上げさせていただきます。 てるはドームのソーラーパネルの今後について、今のうちから協議をしてほしい。 綾は区長制度ではないが、行政負担軽減の役割も多く担っており、多忙である。住民の公民館離れもある。自治公民館制度のよしあしも含めて検討してほしい。分館長手当のほかに交通費、日当なども検討してほしい。 分館長手当の年5万円は少ない。役員の引き受け手がいなくなる。 花いっぱい運動の土入れ作業は、平日の午前中では参加しにくい。シルバー人材センターに委託するとか、土曜、日曜日のほうが参加しやすいという意見が出されました。 自治公民館整備補助金は、災害時の対応などの部分について急いでほしい。補助の優先順位を決めるべきである。コロナ対策の備品整備は急いでほしい。 次に、タクシー券は1日4枚までの使用が可能となっております。使い勝手はいいけれども、すぐになくなってしまうという意見が出されました。 エコパークセンターの宿泊施設は、主に調査研究者の宿泊が目的であり、町内宿泊施設との競合がないよう、目的に合った活用を求める。 以上の意見が出されまして、審査の結果、全員賛成で可決をされております。 ○議長(日高幸一君) 総務委員長の報告を求めます。松本委員長。 ◎総務委員長(松本俊二君) それでは、認定第1号、令和元年度綾町一般会計決算について、総務委員会の報告を行います。 総務税政課について。 委員会審査で分かったこと。 1、不用額について。 公用車維持管理費167万2,000円、これにつきましては燃料の消費量減ということです。 若者定住促進住宅料補助162万4,000円、これは、令和2年1月以降の異動による不用額が125万9,000円となっております。 町有住宅維持管理費163万4,000円、これは修理実績がなかったということでございます。 消防費492万8,000円、これは緊急防災・減災事業212万7,000円でありますけれども、これは6部詰所工事の執行残。消防団活動費195万3,000円、これは出動手当の執行残とのことでした。 2、個人の町民税の滞納調定額が2,008万4,000円となっていますが、過去に不納欠損処理をしていなかったことが原因。また、滞納者は複数の税金を滞納しているケースが多い。 3、人事評価に係る費用203万9,000円の内容は、システム利用料及び職員向け研修費用。 4、選挙に関する啓蒙・啓発事業については、これまでと同様にポスターの掲示や防災行政無線での案内等を実施していく。新しい取組や特別な方法等は考えていない。 5、消防団員の確保は課題である。国から年齢制限撤廃の話は出ているが、年齢引上げを含めて消防団幹部と協議をしていく。 主な意見としましては、1、町長公用車の利用減少による不用額とのことだが、コロナを理由にするだけでなく、町外に対して綾町のためになる活動をもっと積極的に行ってほしい。 2、税金の滞納については、納めた人が損をしたような気分にならないよう、今まで以上に厳しい姿勢で臨むべき。町税全体に対する滞納率12.3%、1億1,518万5,000円は高過ぎる。 3、人事評価と給与を連動させることがいまだ実現できていない。年間約200万円の費用が無駄になりかねない。導入期日を定めるべきである。 4、選挙に対する啓蒙・啓発活動は、行政や議会への関心を高めること、ひいては町民参加型の町政にもつながる。新しい発想で積極的に取り組んでほしい。 5、消防団は、自治公民館制度と併せて綾町の基盤とも言える重要な組織であり、活動である。今後の在り方についても十分な協議と検討を重ねてほしい。 6、決算数値については、その結果、いわゆる事実だけでなく、要因等を深堀りし分析することで的確な現状認識につながり、今後の事業再編や予算編成にも生かすことができると考える。ぜひとも実践してほしい。 次に、企画財政課について報告いたします。 委員会審査で分かったこと。 令和元年度の決算を受けて、令和2年度予算の執行状況を含めたヒアリングを来月10月から実施し、年度末に向けて事業の整理を行う予定。 主な意見としましては、1、男女共同参画事業については、予算の拡充に加えて、県からの講師派遣等を活用して一層の充実を図ってほしい。公民館や民生委員との連携による取組も重要である。 2、ふるさと納税の目的別寄附金額に加えて、目的別残高の開示を求める。ふるさと納税に係る透明性は、今後の寄附額増大につなげるためにも極めて重要であり、自治体の信頼度を図るバロメーターにもなることから、意識を高めてほしい。 3、令和元年度決算をしっかり分析した上で、コロナ対策臨時交付金の活用を含めた令和2年度予算の見直しに加えて、令和3年度予算編成に向けた準備に生かしてほしい。 4、今回の台風10号は、様々な課題や教訓を認識する良い機会となった。役場内、そして町民からの情報収集を早期に行い、今後の予算面での対応をしっかり生かしてほしい。 続きまして、町民生活課。 委員会審査で分かったこと。 1、戸籍住民基本台帳の人口と広報あやに記載している人口には差がある。広報あやの人口は、国勢調査を基に毎月の増減を加味したものであり、現時点の適正な人口を表している。 2、令和元年度の高齢者等運転免許自主返納者は48名、前年度比で23名増加しております。 3、錦原公園墓地の空きは、現在2基、墓じまいの増加に伴い合葬墓の利用も増えている。 4、ごみの戸別収集は、現在、8月25日現在で22世帯で実施をしております。 主な意見としましては、1、リサイクル及び有価物収入が532万7,000円あることを町民に周知したり、公民館に幾らか配分したりすることで、ごみ処理に対する意識向上やさらなる収入増につなげられるのではないか。検討を望む。 2、生ごみの堆肥化事業については、当初の目的であった循環型社会の確立とは言えない状況になっている。農林振興課と連携して、採算面や堆肥の活用状況等を再調査すべき。また、生ごみの収集方法の見直し等についても、国富町をはじめ他自治体を参考にした上で、様々な観点から改めて検討すべき。 農林振興課。 委員会審査で分かったこと。 1、上畑地区でハウスキュウリを生産していた農業研修生2名は、自立して町内で農業に従事している。 2、尾立の堆肥工場は、耐用年数を超えており、いつ故障により停止してもおかしくない状況である。今後の対応、補修・改修・処理継続等については、今年度中に区切りをつける方向で町民生活課と様々な観点から検証及び協議を行っている。 3、森林環境譲与税を活用し、令和2年度から役場職員OB、これは公募したとのことでしたけれども、役場職員OBを地域林政アドバイザーとして配置し、現在、研修等を受講中。林地台帳等の整備が主な業務となっています。 4、農林振興課の東京オリ・パラ販路開拓検討事業については、特に動きはなかった。 5、綾町のキュウリの苗のほとんどが育苗センター、指定管理者はJAになっておりますが、この育苗センターのものであります。 6、綾町の令和元年度の農林水産物生産額、推計でありますけれども、総額は約42億6,000万円、ふるさと納税の効果もあったと思われ、7年前の約35億円と比較しても伸びている。 主な意見としましては、1、尾立の堆肥工場については、これまで議会も視察に行くなど、問題意識を持って指摘してきた。今年度中に区切りをつける予定とのことだが、確実な実行を望む。 2、地域林政アドバイザーについて、研修等により業務知識の習得ができるのであれば、定年退職者だけでなく、林業に関心を持っている人、特に若手を起用したり、エコパークの業務に組み込むことも可能ではないか。事業が増えたからといって人員を増やしたり、役場職員OB等の頼みやすい人にお願いをする安易な発想は改めるべき。併せて、公募の在り方も問題である。今回の件に限らず、告知方法等について見直すべき。 3、炭酸ガス発生装置の効果分析をしっかり実施した上で、今後の生産活動に活かしてほしい。 4、現在、約42億円余りの農林水産物生産額をさらに伸ばすべく、戦略的に取り組んでほしい。 5、旧総合基金の問題は、組織としては司法の判断を求めないとのことだが、それで良いのか。また、返金を求める人はどうするのか。 6、農業支援センターの生産支援部門の人員が年度当初から減って、僅か2名となった。町長のビジョンのなさがこういう結果になった。猛省を求める。 産業観光課。 委員会審査で分かったこと。 1、令和元年度末に発生した新型コロナの影響により、観光施設への入り込み客数は前年度比で約3万2,000人減の88万2,000人となった。また、2月後半からのスポーツキャンプが全てキャンセルとなり、前年度比141チーム減、延べ人数で1万6,212人の減、トータルで282チーム、延べ人数1万5,299人にとどまった。 加えて、教育合宿も前年比12団体、延べ人数1,351人減の、29団体、延べ人数1,345人となった。合計で、前年度比153チーム・団体で、延べ人数は1万7,743人減の、トータルで311チーム・団体、延べ人数にして1万6,644人と大幅に落ち込んだ。 2、入り込み客数については、過去からのトレンドをつかむ指標として見てほしい。口蹄疫が発生したときに、約70万人まで落ち込んだ。過去のピークは120万人であったが、今後はそれを超えるべく取り組んでいきたい。 3、活性化協会に対する町からの持ち出し金額は、結果的に5,688万7,000円となった。施設の修繕等にかかった費用は別である。 4、活性化協会の人件費構造の変化、賃金増、給料減等は、正規職員の退職者をパート・アルバイトで補っていることが要因。 5、町が施設から利用料金を徴収しないシステムに変更したことにより、コロナ対策臨時交付金1,300万円を充てることができた。 6、令和元年11月にスタートしたサイクリングと観光を融合させた事業の成果として、アプリ登録者数は計187名であった。実施したアンケートは、今後の展開に活用していく。 主な意見としましては、1、東京オリ・パラ招致事業としてセーシェル共和国を訪問したが、今後の交流の仕方については慎重に対応すべき。また、ホストタウンに立候補する前の調査や検討が不十分であったと言わざるを得ない。訪問に関する報告も不十分。費用の財源は税金だという自覚を強く持ってほしい。 2、活性化協会の現状は、1年以上も前から戦略的かつ総合的な改革の実行を強く求めていたにも関わらず、危機感とスピード感を持って対処しなかった結果でもある。手遅れにならないよう、至急対応すべき。 3、コロナ対策臨時交付金1,300万円の活用については、一般財源を使わなくて済んだだけで、言い換えれば、コロナ対策費に充てる財源と入れ代わっただけで、新たな設備投資等に係る補助金獲得に積極的に取り組んでほしい。 4、入り込み客数が120万人を超えるためには、綾川荘をはじめとする活性化協会の復活はもとより、綾町の魅力度向上及び発信力強化が必須条件であり、今後の人口減少スピードの緩和、人口の維持または増加にもつながる。他自治体の成功事例を学ぶことを含めて、全力かつ地道に取り組むべき。いわゆる楽しいまちづくりを推進してほしい。 5、観光まちづくり専門家招へい事業をはじめとする様々な取組については、その進捗状況等を町民に対して適宜発信していくべき。町民が一体感を持って関わることにもつながる。状況が分からないと徐々に無関心になってしまい、今までと同様に、結果的に役場任せや関係者任せになってしまう。 加えて、実際に先頭に立って行動する町民がいることが重要である。「綾には磨けば光る財産(宝)がマグマのように掘ればたくさんある」と町長が言ったと聞いたが、誰が掘り出すのかが不明。 最後に建設課です。 委員会審査で分かったこと。 1、台風10号の影響により、二反野地区で深夜に発生した停電は、立ち木が倒れて電線に引っかかったことが原因。給水袋の配付等の対応を行った。翌日、午前中には復旧した。本来は、二反野地区の水道組合が対応すべき事案。ただし、緊急事案については町が支援をしている。 2、上畑地区宇都班の県道上部の土砂崩れリスクについては、ドローンによる上空撮影及び現地立ち入り調査を実施した上で、現時点で土砂崩れのリスクは低いと判断した。ただし、雨量次第では引き続き注意が必要。県道の通行止めも解除した。 3、ガードレールの塗装は、景観保持及び長寿命化の観点から重要箇所にて実施している。 4、横断歩道を新設及び移設する場合は、警察への申請が必要。役場の窓口は、建設課もしくは町民生活課となっている。 主な意見としましては、1、町民の安全の観点から、道路横断時の危険個所については、公民館や学校と連携した上で、横断歩道の新設や移動の実現に向けて積極的に協力してほしい。 また、町内の横断歩道と歩道との段差解消についても、引き続き取り組んでほしい。 2、建設業者の選定については、町外業者と町内業者を単純に価格だけで比較するのではなく、災害時の緊急時の対応も考慮した上で、総合的に判断すべきとの意見が出され、全員賛成で可決しております。 以上、報告を終わります。 ○議長(日高幸一君) 委員長報告に対する質疑を許します。 ◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(日高幸一君) 橋本議員。 ◆議員(橋本由里君) 1点、伺いたいんですけど62ページです。今回、消防団の活動費で、出動手当の執行残が出ておりますけれども、綾町は、国が決めている出動手当の基準に満たないんです。それで、団員の手当は国の基準を下回っているということで、これまで何回か要望はしたんですけれども、出動手当の引上げがされておりません。そういった説明はなかったでしょうか。 ○議長(日高幸一君) 松本委員長。 ◎総務委員長(松本俊二君) 委員会においては、その点については質問等は出なかったので、特に回答を受けておりません。 以上です。 ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。認定第1号の原案に反対の討論を許します。 ◎議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(日高幸一君) 橋本議員。 ◎議員(橋本由里君) 認定第1号、令和元年度綾町一般会計決算につきまして、反対の立場で討論を行います。 この一般会計決算は、前・前田町政最後に計上された予算です。それを昨年6月から籾田町政が執行してきたと思っています。 日本共産党綾支部では、長年にわたって新年度予算に対して予算要望を提出し、町長と懇談を重ねてまいりました。平成31年度の予算に対しては、65項目の要望を提出してまいりました。その多くは、継続的に要望をしてきたものでございました。 まず、評価できる点について申し上げます。 一つは、教育現場での、性で分けない名簿の導入です。現場で、どこまで意識が向上しているのかという確信は持てませんが、3月に慎重な回答があった後、綾小・綾中学校の卒業式、入学式では性で分けない対応がされました。 もう一つは、新入学児童・生徒への入学支度金が、入学式前に支給されるようになったことも、改善された点だと思っております。 今に至っても改善されない点について、数点申し上げます。 一つは、生活保護の申請についてです。申請書は役場受付に備え、申請の自由を保障してほしいという点については、綾町に措置決定の権限がないことを理由に直接面談を原則として、ただでさえ高いハードルをさらに高くしています。 次に、ごみの収集回数を増やすことを求めた点につきましても改善が見られません。先日、一般質問で、同僚議員もこのことを取り上げておりました。子育て中、介護中の家庭では紙おむつだけでも、ごみ袋はすぐいっぱいになります。日々の暮らしの困りごとは、速やかに改善することが暮らしやすさにつながり、行政への信頼につながると思っております。少なくとも可燃ごみの回数を、週2回に増やすよう求めます。 次に、築年数を重ねた町営住宅の管理です。先ほど、町有住宅については、補修費が全額残ったという委員長報告がございました。平家の町営住宅は、昭和42年建設が一番古いのではないかと思っております。28棟103戸あると報告をされております。今後も住民の立場に立った対応をするという回答でございましたが、これまで、水洗化されていないトイレの便槽にひびが入り、土の中に汚物がしみてきたための悪臭やハエの発生、建物の防板の劣化によりドアが壊れて、ネズミが出入りしているという相談。ゆがみがひどく、開け閉めもままならず、鍵をかけることができないと。 障がいのある方が、家の中の移動のために家具や流し台を伝っていたら、腐った流し台が、いきなり壊れた。浴槽が古くなって、お湯をためることができないお風呂などなど、長年の間に相談を受けたことを思い出すだけでも、今、申し上げたほどの相談がございました。 そのたびに、担当に話をつないできましたが、すぐすぐの対応は難しいこともたくさんありました。古い町営住宅のトイレの水洗化は急務だと思っています。 町長、ぜひ、こうした古い町営住宅を訪ねて、まず全体の景色を見てください。そして、住民の要望を聞いてください。こうした、町政への要望の多くは実現できないことが多く、当初予算に反対をいたしました。 職員が、それぞれ職務に向き合っていることは評価しますが、住民の声の実現のために、さらなる努力と研さんを積まれますよう求めまして討論といたします。 ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。 ◎議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◎議員(青木實君) 決算について、何点か指摘した上で賛成討論といたします。 まず最初に、これは何回も言っていることですが、生ごみの堆肥化は再積算、再考を求めます。町民生活課、農林振興課は連絡を密にして、町民の声を聞きながら、採算面、それから堆肥活用状況など、現実を直視すべきではないかと思います。堆肥の販売額は7,000円だそうです。循環型社会とはなっておりません。生ごみは、燃えるごみとして処理すべきではないでしょうか。 次に、森林環境譲与税を原資とする綾の森林づくり推進事業は、人員を増やすそうですけれども、新たな人員を増やさないで、エコパークでできないでしょうか。1事業が増えたからといって、人員を増やすというのは安易すぎると思います。募集方法、これは役場のホームページのみだそうですけれども、その方法にも問題があるのではないでしょうか。 次に、旧総合基金問題は、理事会では司法の判断を求めないそうですが、それで良いのでしょうか、猛省を求めます。返金を求める人、債権者はどうするのでしょうか。 また、農業支援センターの生産部門は年度当初から減って、僅か2人となったそうです。町長のビジョンなしが、こういう結果につながったと思います。 次に、観光まちづくり専門家招へい事業、中島氏がアドバイザーだそうですけれども、これは、資料をざっと読ませていただきましたけれども、評論家的ものの考えであり、実際に行動する人がいるのかいないのかが重要です。町長が言われたそうですけれども「綾には磨けば光る財産(宝)が、マグマのように掘ればたくさんある」というふうに聞きました。これは、誰が掘り出すのでしょうか。 以上です。 ○議長(日高幸一君) 引き続き、賛成討論。 ◎議員(松本俊二君) 議長。松本。 ○議長(日高幸一君) 松本議員。 ◎議員(松本俊二君) それでは、認定第1号、令和元年度綾町一般会計決算について、賛成の立場で討論を行います。 当該決算は、実質収支が1億2,715万円の黒字ではあるが、前年度比で2,113万円減少しています。 財政状況については、財政力指数が0.01ポイント改善したものの、将来負担比率は2.1%上昇し、悪化しております。 また、町長、副町長があれだけ問題にしていた経常収支比率は95%と、0.1%低下し、改善はしたものの改善幅は前年度と同じであり、依然として適正水準より高い状況のままであります。 これらの数値的な結果から、当該決算については賛成をするものでありますが、しかしながら、前町長がやってきた流れをそのまま踏襲しただけで、新町長として新たなビジョンが明確に示されることもなく、町長選挙時に掲げた根拠に乏しい公約にこだわり、未来に向けた建設的かつ前向きな議論をしようとせず、町民が真ん中という言葉だけを無意味に発するばかりで、中身や行動が伴わなかった9か月間の結果としては、当然の結果であるとも言えます。 9か月間、行政経験がない、就任1年目という言い訳に終始してきたばかりか、様々な場面で自らの責任を棚に上げ、部下の責任を主張したり、町民や議員の証言があるにもかかわらず、その事実を認めない上に、町民や議員の受け取り方が間違っているかのような姿勢をとってきたことは、実質収支や財政状況などを論評する以前の問題であります。 また、町長を支える立場の副町長も、行政経験も議員経験もあるにもかかわらず、その役割及び責任を一切果たしていないことは、極めて残念であります。 さらに言えば、令和2年度の予算編成時やその予算の執行においても、改善が見られないことは極めて問題であると考えております。 令和2年度一般会計補正予算の討論でも述べましたが、町長は独りよがりの考え方や行動を慎み、口先だけの、町民が真ん中の町政ではなく、もっと町民や議会の意見に耳を傾け、謙虚な姿勢で町政に取り組むことを強く求めます。 また、旧総合基金の綾町農畜産物総合価格安定基金についてですが、令和元年度末で終了し、綾町経営安定対策事業基金に移行しています。移行に伴い生産者には各積立金を返還して、一旦ゼロにしているにもかかわらず、町の基金残については、そのままとなっています。その結果、町の基金残を補助金の目的外使用と言われかねない運営委員の報酬や基金事務局費に加えて、訴訟費用にまで充当しようとしています。これでは、今後基金の規約を変えることによって、何に使われるか、はなはだ心配であります。これまでの基金運営を徹底的に批判、否定してきた町長や副町長が、まさに2次横領とも言われても仕方がないようなことをやろうとしているわけで、このまま放置すれば横領額が膨らみ、取り返しのつかないことになりかねないと考えます。綾町の基金残全額を一般会計に戻し入れるべきであると考えます。 旧総合基金の補助金の原資も、生産者以外の町民の税金が含まれていることを忘れてはいけませんし、補助金の使用については、補助金を拠出する際に定めた目的以外に使うことは、断じて許されないことを再度認識すべきだと考えます。 監査委員におかれましては、改めて精査をしていただくことをお願いいたします。 また最後に、このようにこれまで委員長報告を実施しておりますが、傍聴に来ないと資料を受け取ることもできない。情報開示の観点から、決算書及び決算説明書に加えて委員会報告書をホームページ等に掲載するべきである。ぜひとも実践していただくことを強く求めて、賛成討論といたします。 ○議長(日高幸一君) 賛成討論。 ◎議員(兒玉千歳君) 議長。兒玉。 ○議長(日高幸一君) 兒玉千歳議員。 ◎議員(兒玉千歳君) 引き続き、認定第1号、令和元年度綾町一般会計決算について、賛成の立場で報告いたします。課ごとに報告いたします。 最初に総務税政課。町民税の滞納者が、複数の滞納が予想されるので、他の課とも共同で対応していただきたい。 消防団員の出動手当の執行残が発生している。できる限り出動数が少ないことが好ましいが、出動手当についても、各年度数を決めて見直してほしい。また、団員の確保にもつながると思う。 職員研修には、さらなる取り組みをすべき、レベルアップを願う。また、退職者の発生しないよう努めるべき、対策も早めに望む。 企画財政課。男女共同参画事業の周知の意味からも、一般生活時や災害時の避難所での対応などを公民館長、民生委員、消防部長等にも、県の無料出前講座等を利用して、研修に努めていただきたい。ふるさと納税制度を根本的に見直して、農業所得、観光所得、町民全員参加型につながるよう取り組んでほしい。 町民生活課。運転免許証返納時の対応策に早めに取り組んでほしい。また、高齢者が返納しても、安心できる生活環境づくりに努めていただきたい。 生ごみの堆肥化事業も、故障するなど経費悪化を招き、堆肥も利用価値もない状態である。運営についても早急に見直し、地域の悪臭も公害であるので対策を急いでほしい。 農林振興課。農業支援センターの実習生のハウスキュウリ事業は積極的に実施し、高齢化や後継者不足等による廃業農家の支援に取り組んでほしい。また、炭酸ガス発生装置によるキュウリハウスは、生産は、若者は対応できるけど年配者には厳しいと思われる。年配者に合った事業等の参入を考えるべきと思います。 産業観光課。今後は、時間と経済的にも余裕がある高齢者も含め、若者たちも家族サービス等の一環として、健康を重視したサイクリング事業が拡大すると思われる。乗り遅れないように早めに対策が必要である。活性化協会の施設の維持管理の費用の圧縮に努め、引き続き取り組んでほしい。 建設課。道路美化事業は交通安全や観光事業で、町民生活上も大切であり、計画的に実施していただきたいと思います。 以上をもって賛成といたします。 ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。認定第1号に対する各委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 8名) ○議長(日高幸一君) 起立多数。よって、認定第1号、令和元年度綾町一般会計決算は、委員長報告のとおり可決されました。 ここで暫時休憩いたします。午後は、1時半から開会いたします。(休憩午後0時27分)………………………………………………………………………………(再開午後1時30分) ○議長(日高幸一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。────────────・────・──────────── △日程第13.認定第2号 △日程第14.認定第3号 △日程第15.認定第4号 ○議長(日高幸一君) 日程第13、認定第2号、令和元年度綾町国民健康保険特別会計決算から日程第15、認定第4号、令和元年度綾町介護保険特別会計決算までを一括議題といたします。 なお、委員長報告の後に各認定ごとに質疑、討論、採決を行ないます。 文教福祉委員長の報告を求めます。橋本委員長。 ◎文教福祉委員長(橋本由里君) すみません。認定第2号の報告に入る前に、一か所訂正をお願いいたします。 報告書の12ページです。真ん中に中学校と書いたところがありますが、そこから6行目、③工事請負費の金額ですけれども、186万2,000円を107万6,000円に改めていただきますようにお願いいたします。失礼いたしました。 認定第2号、令和元年度綾町国民健康保険特別会計決算につきまして、ご報告申し上げます。 審査の期日、説明者、主な内容につきましては、ご覧をいただきたいと思います。 委員会審査で分かったことをご報告いたします。 まず、不納欠損の内訳ですけれども、消滅事項が735件、執行停止の継続が66件となっております。 次に、平成30年度から県が保険者になったのですけれども、被保険者の負担や自治体の国保財政は改善はみられません。県下の保険税統一の計画もあるという報告がございました。 次に、地道な健康増進活動を行って給付金を抑えていくしかないという報告でした。 次に、税の徴収は収納係、町税係、債権徴収員と連携した滞納者への納税交渉を行っています。差し押え処分が3件、46万3,000円となっております。 今決算承認後の基金残高につきましては、6,915万2,000円となっております。下に参考として、令和元年度末の残高から今日までの動きについて記載をしておりますのでご覧ください。 採決に当たっての主な意見を申し上げます。 基金が7,000万円を切った。国や県に実情を知らせ働きかけを強めていく以外にはない。被保険者数、世帯数は減っているが給付費は増加している。高額医療費、先進医療費の増加がみられ1人当たりの医療費がふえている。国県の負担を願う。 もう1点、税率が高く滞納者も滞納額も多い。今決算では不納欠損も多くなっている。国に対して補助をふやすよう運動が必要。 以上の意見が出され、採決の結果、全員賛成で可決をされております。 続きまして、認定第3号、令和元年度綾町後期高齢者医療特別会計決算につきまして、ご報告申し上げます。 審査の経過及び結果、主な内容はご覧ください。 委員会審査で分かったことといたしまして、一つ、1人当たりの医療費が伸びた一因は、昨年10月、消費税が8%から10%になったときに、薬価の改定や診療報酬の引き上げがあったことも考えられるということです。 二つ目に、広域連合には2つの基金があり、1つが財政調整基金507万2,599円、もう1つが保険給付費等準備基金、これは72億5,134万9,043円です。基金残高は、8月26日現在となっております。 国保税の中の後期高齢者支援分は、国民健康保険特別会計の国民健康保険事業納付金の後期高齢者支援金分として県に支出されております。 採決当たっての主な意見。1人当たりの医療費の伸びが顕著である。原因をしっかり掴んで対策をしてほしい。 次に、健診者数が下降気味である。働きかけを十分にやってほしい。 後期高齢者保険料は滞納が少なく、収納率が99.6%で評価できる。 以上の意見が出されて、全員賛成で可決をされております。 次に、認定第4号、令和元年度綾町介護保険特別会計決算につきまして、ご報告申し上げます。 審査の経過及び結果、主な内容はご覧ください。 委員会審査で分かったことをご報告申し上げます。 包括支援センターケアマネージャーは社会福祉協議会から3人派遣されております。介護認定の調査員は2人いらっしゃいます。3月末で401人の認定者がおり、新規の調査、更新の調査など多忙で、1人欠けたら回せなくなる状況です。あと1人後継者を育てたいという考え方が示されております。 介護を受けることをふやさない努力はしている。ミラクルジムや体幹トレーニング、リアンなどです。一定数はふえていくのは仕方がないということでした。リアンの参加者は圧倒的に女性が多いということでございます。 採決に当たっての主な意見としまして、介護保険料の軽減に努めてほしい。リアンなど、男性の参加者をふやす工夫をしてほしい。健康寿命を伸ばす取組に期待をする。自分自身で健康を守る努力が大事。 このような意見が出されまして、全員賛成で可決をされております。 以上、報告を終わります。 ○議長(日高幸一君) 最初に、日程第13、認定第2号、令和元年度綾町国民健康保険特別会計決算を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許します。 ◆議員(兒玉千歳君) 議長。兒玉。 ○議長(日高幸一君) 兒玉千歳議員。 ◆議員(兒玉千歳君) 1点だけお尋ねいたします。 税の徴収のところで、差し押え処分3件となっておりますけど、この3件の方々の現況はいかがでしょうかと思っております。よろしくお願いします。 ○議長(日高幸一君) 橋本委員長。 ◎文教福祉委員長(橋本由里君) 委員会の中では、その差し押え処分の内容につきましては質疑をしておりませんので分かりませんが、後ほど、担当に聞いてお答えをしたいと思います。 ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。認定第2号の原案に反対の討論を許します。 ◎議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(日高幸一君) 橋本議員。 ◎議員(橋本由里君) 認定第2号、令和元年度綾町国民健康保険特別会計決算につきまして、反対の討論を行います。 文教福祉委員会では、委員長報告の報告書の中に委員長の意見を記載しておりませんので、討論の中で意見を申し上げさせていただきたいと思います。 平成30年度から都道府県が保険者に加わり、当時は激変緩和措置もとられ、初年度は国保税の負担増にはなりませんでした。これ以降、国保税の負担はふえ、都道府県が保険者に加わったメリットを実感できずにいると思っています。標準保険税率は高齢化や先進医療、新薬開発などで給付金が増加すれば、引き上げられる仕組みですから当然と言えば当然です。綾町でも平成31年度当初予算では、1人当たり、いわゆる均等割でみますと、前年度より2万7,559円の引き上げでした。当時、予算計上時ですけれども、1億円の基金は残したいということで、引き上げ額が大きくなりました。基金の原資は結果としては納め過ぎて残った被保険者の税金です。これを残すことにこだわるならば、法定外繰入を実施し、払える税額にすべきです。 法定外繰入は不公平だという概念がありますが、私は違うと思っています。若くて元気で、収入も一定ある時期は社会保険に加入し、退職で収入が少なくなり、加齢で病気になる機会もふえる年齢には国民健康保険に加入することになります。不公平にはなりませんし、多くの自治体では実施されております。 このように国保税が高額で、払いたくても払えない滞納者には、正規の保険証は交付せず、短期保険証や資格証明書の交付を行い、まさに弱いものいじめの制度です。特に資格証明書は、病院を受診すれば窓口に10割払わなければなりません。お金がなければ病院に行けない。まさに死活問題だと思っております。 今、子どもの均等割の免除や平等割の免除など、負担軽減に取り組む自治体がふえています。そうしなければ、自分の市、町、村の人たちの暮らしを守ることができなくなっている表れだと思っております。ぜひ、綾町でも実現できるように求めて討論といたします。 なお、予算にも反対をしておりました。 ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行ないます。認定第2号に対する文教福祉委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 8名) ○議長(日高幸一君) 起立多数。よって、認定第2号、令和元年度綾町国民健康保険特別会計決算は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第14、認定第3号、令和元年度綾町後期高齢者医療特別会計決算を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。認定第3号の原案に反対の討論を許します。 ◎議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(日高幸一君) 橋本議員。 ◎議員(橋本由里君) 認定第3号、令和元年度綾町後期高齢者医療特別会計決算につきまして、反対いたします。当初予算にも反対をいたしました。 この後期高齢者医療制度は、平成20年4月に始まりました。75歳以上の高齢者を後期高齢者として国保制度から切り離し、新しく各都道府県に広域連合をつくり運営をしております。それから12年が経過をいたしました。当時は、広域連合議会の議員になるには、かなりのハードルの高さでした。今では、持ち回りになっているようです。 綾町のように議員がいない自治体には情報はほとんどなく、私たちのような自治体の議員は、そうした中で、このような特別会計について、町民に責任をもつ立場で賛成か反対かを表明しなければなりません。高齢者の医療制度を見えにくくし、決められた保険料を徴収する、保険証の交付をするということだけを自治体にさせるこうした制度は認めることはできません。ちなみに広域連合議会のやり取りをホームページで久しぶりに検索をしてみました。令和元年度の決算認定を含む、報告1件、議案4件を審議する8月議会の議事録が載っております。 議会開始から15分で閉会です。全て質疑なし、討論なし、異議なしで終了しています。このような議会ですから、わざわざ宮崎市まで出てくるまでもないということでしょうか。15人の議員中、5人が欠席でした。 こうした現状をみれば、高齢者を大事にしている制度とは到底思えません。保険料は2年に1度の改正が行われます。制度上、保険料の値上げは必至です。 今は、一般の後期高齢者の被保険者の医療機関での窓口負担が1割から2割に引き上げられる検討もされています。 このような高齢者を追いやるような制度は廃止すべきであることを申し上げまして討論といたします。 ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行ないます。認定第3号に対する文教福祉委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 8名) ○議長(日高幸一君) 起立多数。よって、認定第3号、令和元年度綾町後期高齢者医療特別会計決算は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第15、認定第4号、令和元年度綾町介護保険特別会計決算を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許します。 ◆議員(兒玉千歳君) 議長。兒玉。 ○議長(日高幸一君) 兒玉千歳議員。 ◆議員(兒玉千歳君) 79ページの1件だけお聞きいたします。 認定調査員、あと1人の後継者を育てたいということでありますけど、今の進捗状況が分かれば教えていただきたいと思います。 ◎議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(日高幸一君) 橋本委員長。 ◎議員(橋本由里君) 1人の後継者を育てているという進捗状況でよろしいですか。 今現在、1人を育てているという状況ではなくて、2人で事業を回しているというふうに報告をいただいております。個人的な情報ですけれども、お1人はそれなりの年齢になっていらっしゃるので、若い人を育てておきたいというのが担当課の見解ではないかと理解しております。 ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。認定第4号の原案に反対の討論を許します。 ◎議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(日高幸一君) 橋本議員。 ◎議員(橋本由里君) 認定第4号、令和元年度綾町介護保険特別会計決算につきまして、反対の討論を行います。 綾町内の1号被保険者数は、2,602人と報告されております。納入すべき保険料が、約1億6,417万円です。決算書によりますと、そのうち納入された保険料額は、約1億5,797万円、1人当たり、約6万710円となっています。 介護保険制度は3年を1期とした事業なので、保険料は3年間変動はいたしません。一般的には新しい事業計画、例えば、今年は来年度からの第8期事業の計画を立てるわけですけれども、3年間不足しないように高く設定されることが常であり、保険料は2か月に1度、年金支給額から天引きをされることとなっております。 今回の決算でみますと、被保険者が2,602人中、認定者は401人となっております。しかし、今、要支援者は介護保険から切り離すという形で介護保険が運営されておりますので、私の見解では、実質346人ということもできると思っています。346人としてみれば、13.3%です。401人でみても15.4%のサービスをうけているということになります。 数字がきっちり合わないのは、2号被保険者でも介護サービスをうけている方もいらっしゃいますので、厳密な数字とは合わないかもしれません。しかし、保険料を納めている被保険者の15%程度の人がサービスを利用するこの保険制度が私は既に破綻している制度だと思っています。事業者の運営が成り立たないような小さな自治体では、ますます高齢化が進む中で、当面、介護をうける人は増加をします。私のような団塊の世代が生きている間はふれるというふうに思っています。そうすれば、さらに保険料は上がります。申し上げましたように、もうすぐ第7期事業が終了し、来年の4月から8期事業に入ります。綾町独自の政策を打っていかなければ、高齢者の生活は間違いなく厳しくなります。 国の制度ですので、綾町単独でどうこうできる問題ではないという意見が確かに出されますが、全国的には綾町よりも小さな自治体で独自の介護サービスに取組んでいるところもあります。執行部も議会も、この状況を国に上げて、国の責任で制度創設の精神に立ち返り、介護を社会で支える制度を求めていきたいと思っております。 以上で反対討論といたします。 ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行ないます。認定第4号に対する文教福祉委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 8名) ○議長(日高幸一君) 起立多数。よって、認定第4号、令和元年度綾町介護保険特別会計決算は、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第16.認定第5号 △日程第17.認定第6号 △日程第18.認定第7号 △日程第19.認定第8号 ○議長(日高幸一君) 日程第16、認定第5号、令和元年度綾町農業集落排水事業特別会計決算から日程第19、認定第8号、令和元年度綾町水道事業会計決算までを一括議題といたします。 なお、委員長報告の後に各認定ごとに質疑、討論、採決を行ないます。 総務委員長の報告を求めます。松本委員長。 ◎総務委員長(松本俊二君) それでは、認定第5号、令和元年度綾町農業集落排水事業特別会計決算について報告いたします。 委員会審査で分かったこと。 1、委託料457万7,000円は、株式会社産商に対する汚泥抜き取り等の管理業務委託費であります。 2、修繕費67万円はポンプ入れ替え53万3,000円が主なものであります。 主な意見としましては、1、現年度分の使用料収納率は、前年度比プラス0.4%の99.8%と改善されているが、100%達成に向けて努めてほしい。また今後は、機器の故障等の増加が予想されるので対策が必要。 2、令和6年の会計制度変更に向けて着実な準備を望むとの意見が出され、全員賛成で可決されております。 続きまして、認定第6号、令和元年度綾町公共下水道事業特別会計決算について報告いたします。 委員会審査で分かったこと。 1、公共下水道の加入数は、公共施設39か所、前年比でプラス4か所。一般家庭1,185か所、前年比でプラス62か所。加入率は67.10%、前年比でプラス2.4%。使用料は計4,464万1,000円、前年比でプラス134万6,000円となっております。 2、令和元年度の不納欠損額は、平成26年度分の40万9,300円。平成27年度から令和元年度までの未収金合計額は、約575万1,000円。不納欠損額として計上するまでの期間は、地方自治法に基づき5年となっているとのことです。 3、滞納額の支払い請求に応じない状況が約1年続かないと強制的に水道を止めることは難しい。 4、令和元年度の減債基金残高は、1,458万2,000円となっております。 5、令和6年の会計制度変更に向けて各種調査を含めて令和2年度から準備を始めているとのことです。 主な意見としましては、令和元年度も一般会計及び減債基金からの4,700万円余りの繰入金がないと財政的にやっていけない状況である。令和6年度の会計制度変更に向けてしっかり準備を進めてほしいとの意見が出され、全員賛成で可決されております。 続きまして、認定第7号、令和元年度綾町浄化槽事業特別会計決算について報告いたします。 委員会審査で分かったこと。 1、令和元年度は、5人槽10基の新規設置があったことにより、国県補助金は、計361万6,000円となりました。 2、委託料の869万円は、株式会社産商に対する浄化槽システム化業務や、清掃・保守点検等の業務委託費であります。 3、使用料の現年度収納率は100%であります。 4、令和元年度の減債基金残高は、1,319万6,000円となっております。 主な意見としては、1、使用料の収納率は前年度同様100%であり問題なし。収納率100%の継続を望む。また、併せて水環境及び生活環境の改善を図ってほしい。 2、宮崎市、日南市、綾町、県内3自治体しか行っていない町設置型浄化槽の継続の可否については、これまで何度も意見が出ているが財政や河川環境など、さまざまな観点から今一度真剣に議論すべき時期にきている。 3、浄化槽の設置については、これまで何度も提案しているが、町の財政負担を軽減するためにも設置時に1回限りの補助金を支給する制度にかえるべきである。 4、令和6年の会計制度変更に向けて、着実な準備を望むとの意見が出され全員賛成で可決されております。 続きまして、認定第8号、令和元年度綾町水道事業会計決算について報告いたします。 委員会審査で分かったこと。 1、前年度の808万1,000円の赤字は、漏水工事費及び基本計画策定委託業務費の計上に伴うものであります。 2、供給単価は1平方メートル当たり119円69銭で、直近3年間は119円台で推移しております。給水原価につきましては、1平方メートル当たり112円32銭で、前年度の130円14銭からは低下しているが、それ以前の101円60銭や106円85銭と比較すると上昇している。 3、令和元年度の貸倒引当金189万5,000円は、平成22年、平成23年度分の不納欠損額であります。昭和48年度分からあった滞納総額は、約4,800万円でありまして、平成27年度から不納欠損処理を開始しております。令和元年度末現在の滞納額は、2,097万円、世帯数にして延べ606世帯分となっております。不納欠損額を会計上、一気に計上した場合は、滞納者の納付義務も消滅してしまうため、今後の請求ができなくなるとのことでございました。 4、滞納分の収納については、令和元年度は過年度分の収納に特に力を入れたことで、収納率は前年度の7.7%から20.5%と大幅に上昇した。現年度分、過年度分の合計の収納率も76.1%から78.2%と2.1%上昇し、金額的にも前年度比205万3,000円増となりました。 5、令和元年度の利益剰余金の処分後残高は、1億681万7,000円となっていますが、現時点で実際に使える金額は減債積立金2,007万円を含めて、資金期末残高の3,253万4,000円となります。 6、現在の水道料金は税抜800円。今後、設備の老朽化に伴い、漏水リスクも高まることを考慮すると現時点では、10から14%、金額で100円程度の値上げが必要になると考えているとのことでした。 主な意見としましては、1、値上げする場合、町民が未納分を問題視することが予想される。引き続き収納に努めてほしい。 2、水道管等の更新工事にかかる費用は、総額20億円を上回るとのことで、背筋が寒くなる。町民への現状及び将来像を分かりやすく今から説明すべき。 3、安定的な経営を維持していくためにも、料金の適正化及び収納の強化に取組んでほしいとの意見が出され、全員賛成で可決されております。 ○議長(日高幸一君) 松本委員長。 ◎総務委員長(松本俊二君) 失礼しました。87ページ、委員会審査で分かったことの②の供給単価、給水原価についてですけれども、1平方メートル当たりではなく、1立方メートル当たりの間違いであります。たいへん失礼いたしました。 以上で報告を終わります。 ○議長(日高幸一君) 最初に、日程第16、認定第5号、令和元年度綾町農業集落排水事業特別会計決算を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。認定第5号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行ないます。認定第5号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、認定第5号、令和元年度綾町農業集落排水事業特別会計決算は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第17、認定第6号、令和元年度綾町公共下水道事業特別会計決算を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。認定第6号の原案に反対の討論を許します。 ◎議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(日高幸一君) 橋本議員。 ◎議員(橋本由里君) 認定第6号、令和元年度綾町公共下水道事業特別会計決算に反対の討論を行います。 当初予算に反対をしていた立場から反対をするものです。 当初予算への反対の理由は、民間委託の方向が示されたことでした。公共下水道事業の導入によって、その区域内で既に合併浄化槽を設置している家庭にも加入を勧める問題が当初起きました。公共下水道に加入すると、合併浄化槽は砂を入れて埋め、使えないようにしなければならず、高齢者のみの世帯から、後に子どもが帰ってくるあてもないのに加入できないなど、当時、反対の意見も多く出されておりました。また、加入を決める前に見積りだけでもさせてほしいと業者から迫られ、断ることができなくて加入するお金もないという方もいらっしゃいました。生活雑排水の処理は、大事なことだと思っています。公共下水道地域と合併浄化槽地域の住み分けも、また大事だと思っております。町民の暮らし向上のためにも、自治体の責任で運営するよう求めて討論といたします。 ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行ないます。認定第6号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 8名) ○議長(日高幸一君) 起立多数。よって、認定第6号、令和元年度綾町公共下水道事業特別会計決算は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第18、認定第7号、令和元年度綾町浄化槽事業特別会計決算を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。認定第7号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行ないます。認定第7号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 8名) ○議長(日高幸一君) 起立多数。よって、認定第7号、令和元年度綾町浄化槽事業特別会計決算は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第19、認定第8号、令和元年度綾町水道事業会計決算を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。認定第8号の原案に反対の討論を許します。 ◎議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(日高幸一君) 橋本議員。 ◎議員(橋本由里君) 認定第8号、令和元年度綾町水道事業会計決算につきまして、当初予算に反対をした立場で反対の討論を行います。 反対の理由は水道料金に消費税が転嫁されていることです。本決算にも同様の理由で反対するものです。 また、職員の尽力には敬意を表しますが、収納率が下がっていることも懸念します。収納率が下がっているということは、つくられた水がお金にならずに減ってしまっているということです。この水道事業が民間への委託事業にならないことを求めて討論といたします。 ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。 ◎議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。
    ◎議員(青木實君) 水道事業の運営は、ますます厳しい状況であります。現在の実質的残高は5,000万円程度であります。綾の水道料金は宮崎市よりも安いそうですが、段階的に5年スパンで10から14%の値上げの必要性が出てくるということです。また、老朽化による水道管などの更新工事は、総額20億円を上回るとのことで背筋が寒くなります。町民への現状及び将来像を分かりやすく、今から説明すべきであると思います。賛成討論といたします。 ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行ないます。認定第8号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 8名) ○議長(日高幸一君) 起立多数。よって、認定第8号、令和元年度綾町水道事業会計決算は、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第20.諮問第1号 ○議長(日高幸一君) 日程第20、諮問第1号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。 討論を行います。 谷口秀典氏を推薦することに反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行ないます。採決は無記名投票で行います。 ここで議場の閉鎖をいたします。(議場閉鎖) ○議長(日高幸一君) ただいまの出席議員は9名であります。 次に、立会人の指名をいたします。 綾町議会会議規則第30条第2項の規定により、立会人に児玉信議員、兒玉千歳議員を指名いたします。 ただいまより投票用紙を配ります。 ここで念のため申し上げます。本案に賛成の方は賛成と、反対の方は反対と記載してください。なお、白票については、綾町議会会議規則第79条の規定により反対といたします。(投票用紙配付) ○議長(日高幸一君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。(なし) ○議長(日高幸一君) 配付漏れなしと認めます。 投票箱の点検をいたします。(投票箱点検) ○議長(日高幸一君) 異状なしと認めます。 ただいまから投票を行います。局長が議席番号と氏名を読み上げますので、順番に投票をお願いいたします。(事務局長点呼・議員投票)……………………………………………………………………………… 1番 松本 俊二議員         2番 青木  實議員 3番 山田由美子議員         4番 池田 和昭議員 5番 兒玉 千歳議員         6番 日髙 憲治議員 7番 児玉  信議員         8番 松浦 光宏議員10番 橋本 由里議員                   ……………………………………………………………………………… ○議長(日高幸一君) 投票漏れはありませんか。(なし) ○議長(日高幸一君) 投票漏れなしと認めます。投票を終わります。 開票を行います。児玉信議員、兒玉千歳議員、開票の立ち会いをお願いいたします。(開票) ○議長(日高幸一君) 投票の結果を報告します。 投票総数9票、有効投票9票、無効投票0票です。有効投票のうち、賛成9票、反対0票。以上のとおり全員賛成であります。 よって、諮問第1号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについては、谷口秀典氏を推薦することに決定いたしました。 ここで、議場の閉鎖を解きます。(議場開鎖)────────────・────・──────────── △日程第21.意見書案第3号 ○議長(日高幸一君) 日程第21、意見書案第3号、新型コロナウイルス感染症対策の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し、地方税財源の確保を求める意見書を議題といたします。 質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。意見書案第3号に対する反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。意見書案第3号は、原案のとおり、決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、意見書案第3号、新型コロナウイルス感染症対策の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し、地方税財源の確保を求める意見書は原案のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第22.令和2年陳情第1号 ○議長(日高幸一君) 日程第22、令和2年陳情第1号、少人数学級の推進などの定数改善と義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための2021年度政府予算に係る意見書採択に要請についてを議題といたします。 文教福祉委員長に報告を求めます。橋本委員長。 ◎文教福祉委員長(橋本由里君) 令和2年陳情第1号、少人数学級の推進などの定数改善と義務教育費国庫負担制度の2分の1復元をはかるための2021年度政府予算に係る意見書採択に要請について、委員会審査の報告をいたします。 提出者は、宮崎県教職員組合中部総支部支部長高野里美さんです。期日、内容につきましては、ご覧ください。 採決に当たっての主な意見といたしまして、コロナ感染症による学校現場への影響からも少人数学級の実現は必要なことだ。 次に、国庫負担の2分の1復元は、義務教育で大切なことである。 もう1点、少人数学級実現は、一人一人の個性を伸ばすためにも必要なことであるという意見が出され、採決の結果、全員賛成で採択をされております。 以上、報告を終わります。 ○議長(日高幸一君) 委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。討論を行います。陳情第1号に対する反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。令和2年陳情第1号に対する文教福祉委員長の報告は採択であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、令和2年陳情第1号、少人数学級の推進などの定数改善と義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための2021年度政府予算に係る意見書採択の要請については、委員長報告のとおり採択することに決定いたしました。────────────・───・──────────── △日程第23.令和2年陳情第2号 ○議長(日高幸一君) 日程第23、令和2年陳情第2号、地方たばこ税を活用した分煙環境整備に関する陳情書を議題といたします。 総務委員長の報告を求めます。松本委員長。 ◎総務委員長(松本俊二君) それでは、令和2年陳情第2号、地方たばこ税を活用した分煙環境整備に関する陳情書。提出者は、九州南部たばこ販売協同組合連合会理事長福島洋一氏、以下5者となっております。 審査の経過並びに主な内容については、手元の資料をご覧ください。 主な意見としましては、当該陳情については、他自治体の議会においては、議長預かりや継続審議、また審議しない等の対応をしていると聞くが、当議会においては、陳情者の気持ちを真摯に受け止めた上で、委員会にて審議することに至った。 今の時代に公共施設、特に学校等において分煙施設に設けることはもちろん、喫煙すること自体を許容するような状況でも環境でもない。 生産者や販売会社の経営の安定と税金で分煙施設の設置を求めることは、全く別次元の話である。 綾町においても、たばこ税は4,100万円。これは令和元年度ですけれども。4,100万円に上っており、財政面において貢献していることは事実である。しかしながら、喫煙者や受動喫煙者が健康を害してしまった場合、税収以上の負担が発生することにもなりかねないとの意見がなされ、全員反対で不採択となっております。 以上、報告を終わります。 ○議長(日高幸一君) 委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。陳情第2号に対する反対の討論を許します。 ◎議員(松本俊二君) 議長。松本。 ○議長(日高幸一君) 松本議員。 ◎議員(松本俊二君) それでは、令和2年陳情第2号、地方たばこ税を活用した分煙環境整備に関する陳情書について、反対の立場で討論を行います。 たばこ税は、年間2兆円を超える貴重な財源であり、綾町においても4,100万円の税収があることは事実であります。一方で、喫煙が健康に悪影響を及ぼすことは多くの人が知るところであります。加えて、たばこは煙だけでなく臭いでも他人を不快にさせます。 公共施設において、その建設資金がたばこ税だけによるものではなく、建設の目的や趣旨に加え、利用者の立場に立った上で禁煙となっていることについては、適切かつ妥当な判断であると考えます。また、たばこは、アルコール飲料などと同じく嗜好品であり、税率は、たばこが約63%、ビールが約48%となっています。 酒税にしても、飲酒する人や原材料の生産者や商品の販売先の立場や利益を考慮して、飲酒の促進を図るような税金の使い方はなされていないと認識しています。 したがいまして、本陳情における陳情者の言い分に合理性は乏しいと考えます。 最後に、愛煙家の皆さんに対しては、自分自身の健康はもちろん、家族や周囲の人たちの受動喫煙のリスクについて、最大限の注意を払った上で、現行のルールを厳守されることを強く求め、反対討論を終わります。 ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。令和2年陳情第2号に対する総務委員長の報告は不採択であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 6名) ○議長(日高幸一君) しばらくお待ちください。(発言する者あり) 失礼いたしました。 もう一度申し上げます。令和2年陳情第2号に対する委員長報告は不採択であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 6名) ○議長(日高幸一君) 起立多数。 よって、令和2年陳情第2号、地方たばこ税を活用した分煙環境整備に関する陳情書は、委員長報告のとおり不採択とすることに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第24.令和2年陳情第3号 ○議長(日高幸一君) 日程第24、令和2年陳情第3号、綾北川小田爪橋及び小田爪左岸の整備を求める陳情書を議題といたします。 総務委員長の報告を求めます。松本委員長。 ◎総務委員長(松本俊二君) それでは、令和2年陳情第3号、綾北川小田爪橋及び小田爪左岸の整備を求める陳情書について報告いたします。 提出者は、綾町北麓自治公民館長三谷公博氏です。審査の経過、主な内容については資料をご覧ください。 主な意見としましては、地域住民はもとより、綾町においても長年の切なる要望であり、早期実現を望むものであります。 今回、地域住民が署名活動を行うなど、これまでと違った動きも見られる。地域住民の安心・安全の観点からぜひとも実現してほしい。 陳情先の国土交通省は、今年7月の熊本県球磨川沿線の大水害の復旧・復興等で、人的及び財政的にも厳しい状況であると考えるが、同様の被害を発生させないためにも、実現に向けて強い気持ちで臨むべきとの意見が出され、全員賛成で採択されております。 ○議長(日高幸一君) 委員長報告に対する質疑を許します。 ◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(日高幸一君) 橋本議員。 ◆議員(橋本由里君) 1点だけですけれども、今回、意見の中で地域住民が署名活動を行うなど、これまでと違った動きも見られるというふうに記載がありますが、委員会でもし、何をきっかけにこういうふうに地域の方が運動を広めようとされたのか、もし情報をお持ちでしたら教えていただきたいと思います。 と言いますのが、議会開会直後か開会前だったと思うんですけれども、小田爪の人達があまりそこを要望していないというような電話をいただいていた、議会前ですね。今回のこの陳情が出てきたので、何か、例えば、熊本の水害とか、何かきっかけがあったのだろうかと思って伺うところです。 ○議長(日高幸一君) 松本委員長。 ◎総務委員長(松本俊二君) 今回の署名活動につきましては、公民館長と議員の間でも話をしている中で、これまで陳情を何年にもわたって行ってきましたけれども、常に地元の方々の意見はどうなのかというようなそういう質問が当局からなされたということもありまして、議員としてもこういうような活動があれば、また進めやすいというお話をした結果、公民館長が取りまとめていただけるというような話になっております。 以上でございます。 ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。陳情に対する反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成に対する討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。令和2年陳情第3号に対する総務委員長の報告は採択であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(日高幸一君) 起立全員。 よって、令和2年陳情第3号、綾北川小田爪橋及び小田爪左岸の整備を求める陳情書は、委員長報告のとおり採択することに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第25.議員派遣の件 ○議長(日高幸一君) 日程第25、議員派遣の件を議題といたします。 議員派遣につきましては、綾町議会会議規則第120条の規定により、別紙のとおり、派遣したいと思います。また、計画の一部変更等については、議長に委任願いたいと思います。 ご異議ありませんか。(異議なし) ○議長(日高幸一君) 異議なしと認めます。 よって、議員派遣につきましては、別紙のとおり決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第26.各常任委員会の閉会中の審査及び調査について ○議長(日高幸一君) 日程第26、各常任委員会の閉会中の審査及び調査についてを議題といたします。各常任委員長より各常任委員会の所管事項について、閉会中の審査及び調査事項にいたしたいと申し出がありました。 お諮りいたします。各委員長より申し出のとおり閉会中の審査及び調査とすることにご異議ありませんか。(異議なし) ○議長(日高幸一君) 異議なしと認めます。 よって、各委員長から申し出のとおり閉会中の審査及び調査とすることに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第27.議会運営委員会の閉会中の審査について ○議長(日高幸一君) 日程第27、議会運営委委員会の閉会中に審査についてを議題といたします。 お諮りいたします。議会運営委員会の所管事項のうち、次期定例会及び臨時会の会期日程と議会の運営に関すること及び議長の諮問に関することについては、閉会中の審査事項にすることにいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。(異議なし) ○議長(日高幸一君) 異議なしと認めます。 よって、議会運営委員会の所管事項のうち、次期定例会及び臨時会の会期日程と議会運営に関すること及び議長の諮問に関することについては、閉会中の審査事項とすることに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第28.二反野地区メガソーラー建設計画等調査特別委員会の閉会中の審査及び調査について ○議長(日高幸一君) 日程第28、二反野地区メガソーラー建設計画等調査特別委員会の閉会中の審査及び調査についてを議題といたします。 お諮りいたします。二反野地区メガソーラー建設計画等調査特別委員会の閉会中の審査及び調査については、閉会中の審査事項とすることにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。(異議なし) ○議長(日高幸一君) 異議なしと認めます。 よって、二反野地区メガソーラー建設計画等調査特別委員会の閉会中の審査及び調査については、閉会中の審査事項とすることに決定いたしました。 ここで、暫時休憩いたします。そのままお待ちください。(休憩午後2時33分)………………………………………………………………………………(再開午後2時36分) ○議長(日高幸一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 お諮りいたします。本日ここに、追加議案1件と意見書案2件が提出されました。 これを日程に追加して、議題といたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。(異議なし) ○議長(日高幸一君) 異議なしと認めます。 よって、追加議案1件と意見書案2件を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。────────────・────・──────────── △追加日程第1.議案第52号 ○議長(日高幸一君) 追加日程第1、議案第52号、財産の取得についてを議題といたします。なお、提案理由の後に質疑、討論、採決を行います。 当局の説明を求めます。町長。 ◎町長(籾田学君) それでは、追加議案に関してですけれども、議案第52号、財産の取得についてご説明いたします。 今回、財産取得をしようとしておりますのは、タブレット型コンピュータ587台に関してです。 財産取得の目的ですけれども、令和2年度綾町立小中学校情報機器の購入であり、契約方法につきましては、指名競争入札で行いました。 契約金額は、5,445万円。契約相手方は、宮崎市大字小松の株式会社学教、代表者は代表取締役上杉兼一氏でございます。 本議案は、地方自治法第96条第1項第8号並びに議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 今回の機器購入概要につきましては、公立学校情報機器整備費補助金及び新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、児童・生徒用パソコン、小学校422台、中学校165台、合計587台を整備するものです。 機器購入の執行につきましては、富士電機ITソリューション株式会社宮崎支店、NTT宮崎支店、株式会社学協、株式会社デンサン、株式会社システム開発、この5社の業者による指名競争入札を9月10日に実施しております。 その結果、株式会社学協が4,950万円、これに消費税495万円を加えた5,445万円で落札し、仮契約を9月16日に行ったところでございます。 なお、納入期限といたしましては、令和3年3月1日を予定としております。 ご審議のほど、ご決定賜りますようお願い申し上げて、この議案第52号の提案理由の説明とかえさせていただきます。 ○議長(日高幸一君) 質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第52号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第52号に賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、議案第52号、財産の取得については原案のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △追加日程第2.意見書案第4号 ○議長(日高幸一君) 追加日程第2、意見書案第4号、教職員定数の改善及び義務教育費国庫負担制度拡充に係る意見書を議題といたします。 提出者の説明を求めます。橋本委員長。 ◎文教福祉委員長(橋本由里君) 先ほど採択いただきました陳情に係る意見書案の提出の提案理由を説明を申し上げます。 意見書案第4号、教職員数定数の改善及び義務教育費国庫負担制度拡充に係る意見書につきまして、提案理由を申し上げます。 新型コロナウイルス感染症の影響が出始めた3月以降、学校現場においても学びの保証や心のケア、感染症対策など、各方面で教職員の方々が不断の努力を続けておられます。同時に、いじめ、不登校など解決すべき課題も山積しており、子どもたちの豊かな学びを実現するための教材研究や授業準備の時間を十分に確保することが困難な状況となっています。 豊かな学びや学校における働き方改革を実現するためには、教職員定数改善が不可欠です。また、子どもたちが、全国どこに住んでいても一定水準の教育を受けられることは、憲法上の要請です。 国会及び政府におかれては、地方教育行政の実情を十分に認識され、地方自治体が計画的に教育行政を進めることができるように、下記の措置を講じられるよう強く要望します。 1、計画的な教職員定数改善を推進すること。 2、教育の機会均等と水準の維持・向上を図るため、義務教育費国庫負担制度の負担割合を2分の1に復元すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出するものです。 この意見書の提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、内閣官房長官、文部科学大臣、総務大臣、財務大臣に提出するものでございます。 議員各位の賛同を求めまして提案の理由といたします。 ○議長(日高幸一君) 質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。意見書案第4号に対する反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。意見書案第4号は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、意見書案第4号教職員定数の改善及び義務教育費国庫負担制度拡充にかかわる意見書は原案のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △追加日程第3.意見書案第5号 ○議長(日高幸一君) 追加日程第3、意見書案第5号、綾北川小田爪橋及び小田爪左岸の整備を求める意見書を議題といたします。 提出者の説明を求めます。松本委員長。 ◎総務委員長(松本俊二君) それでは、綾北川小田爪橋及び小田爪左岸の整備を求める意見書について、説明をいたします。 皆さんご承知のとおり、綾町小田爪地区は東西、それから北側を山林で囲まれております。47戸の住居が存在し、また、小田爪橋を挟んだ南側の梅藪地区の81戸と一体となり、北麓自治公民館を形成しているものであります。 この綾町小田爪地区には、サッカー場や陸上競技場、テニスコート、プール、ウォータースライダーに加え、綾川荘やてるはの森の宿など多くの公共施設があり、小田爪橋は地域住民の生活道路だけではなく、町内外の多くの人たちが利用する、町にとって極めて重要な橋となっております。 しかしながら、その幅は5.5メートルと狭く、歩道も設置されていないことから、通学等で利用する子どもたちはもちろん、地区住民にとっても危険な状況が続いております。特に、公共施設を利用するために中・大型車両が通行する際は、さらに危険度が増している状況にあります。 昨今の気候変動による集中豪雨は、これまでの想定をはるかに超えるものであり、洪水による小田爪地区にある多数の公共施設や住宅の流出リスクは増大しております。 小田爪地区住民の生命を守ることはもちろんのこと、公共施設の流出による綾町の経済的損失は計り知れないものがあります。 よって、小田爪地区住民、町民の生命、財産を守るため、下記の事項を強く要望するものであります。 一つ、綾北川にかかる小田爪橋を早期に架け替え、または増幅等の改良をすること。 一つ、綾北川小田爪左岸に堤防を早期に築造すること。 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出するものであります。 提出先につきましては、内閣総理大臣、国土交通大臣、総務大臣、財務大臣、宮崎県知事に提出するものであります。 以上、議員の賛同を求めて説明といたします。 ○議長(日高幸一君) 質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。意見書案第5号に対する反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。意見書案第5号は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(日高幸一君) 起立全員。 よって、意見書案第5号、綾北川小田爪橋及び小田爪左岸の整備を求める意見書は、原案のとおり可決されました。────────────・────・──────────── ○議長(日高幸一君) 以上で、本日の議事日程の全部を終了いたしました。 閉会に当たり一言ご挨拶を申し上げます。 議員各位には、会期中熱心なるご審議をいただきありがとうございました。 本定例会は、9月1日に開会し、本日までの25日間という長い日程でありました。提案されました令和2年度一般会計補正予算(第5号)をはじめ、多くの案件を熱心にご審議いただき、本日ここにこの全議案を終了して閉会の運びとなりました。 ここに改めまして、厚くお礼を申し上げます。また、執行部の皆様には誠意あるご説明、ご答弁をいただきありがとうございました。 補正予算をはじめ、可決しました各議案の執行に当たっては、審議の中で提出されました意見や要望等を十分尊重していただき、町政発展のために一層のご尽力をお願い申し上げまして、閉会の挨拶といたします。大変お疲れさまでした。 ここで、町長のご挨拶をお願いいたします。町長。(町長挨拶) ○議長(日高幸一君) これをもちまして、令和2年第5回定例会を閉会いたします。(閉会午後2時52分)──────────────────────────────   会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。      令和  年  月  日                  議  長 日高 幸一                  署名議員 松浦 光宏                  署名議員 兒玉 千歳...